今回はビットコインとイーサリアムが逆転する可能性について、考えてみたいと思います!
この手の話って、仮想通貨をやっている人同士の会話では上がるものの、あまり記事としては書かれていないんですよね。。。
それだけ考察が難しい話なのだと思いますし、個人的にもやはり明確な答えは出せません。
今後の状況を見ながら判断していこうと思っていますが、ただイーサリアムの時価総額がビットコインを上回る可能性は大いにあると考えています。
もちろんビットコインが上抜けていく可能性もあるわけですが、その辺りを判断していく上で、何か参考になる記事が書ければなぁと。
スポンサーリンク
しばらくはビットコイン優勢が続く
今この記事を書いている段階では、相変わらずビットコインが優勢です。
現在世界の大手企業がビットコイン市場に乗り出すことを表明しているのは、仮想通貨を持っていない人でも耳にしたことはあると思います。
それにもし今年8月10日にビットコインETFの認可が降りれば、より多くのビットコインが買われ、うなぎのぼりで価値が上がっていくことが予想されます。
(今のビットコインの上昇相場も、ETF期待による大口投資家の買い戻しが原因のようです)
もちろんその逆も考えられますが、その場合もビットコインの価値が大暴落する懸念は少なく、やや下落トレンドになる程度かと思います。
少なくともビットコインが今のイーサリアムくらいの時価総額になることは考えにくいので、ビットコインとイーサリアムが逆転するとすれば、イーサリアムが世界中で買われた時になってきます。
しばらくは世界でまずビットコインが買われ、その後どの通貨に資金が集まるかの勝負になるかと思います。
個人投資家にはイーサリアムが人気
ちなみに今回ビットコインが買われている理由の多くは、大きな資本を持った企業の参入によるものです。
大手企業はリスクの少ない投資商材のみ取り扱うので、今回はビットコインのみに資金が集まる形になりました。
逆に言えばビットコインは安定した投資材料と判断できるわけですね。
しかし個人投資家には、やはりイーサリアムの方が人気です。
イーサリアムの方が、仮想通貨としてとても優秀で将来性も高く、ビットコインと逆転することも多く噂されてきました。
個人投資家の間では、ビットコインよりもイーサリアムを保有する人も多いらしいですし、ICO案件でもやはりイーサリアムが一番よく使われています。
ビットコインより下落する可能性も大きいですが、主要アルトコインの中でリスクに見合うリターンが望めるのも、イーサリアムなのでしょうね。
ビットコインとイーサリアムが逆転する日
ではどのような状況になったら、ビットコインとイーサリアムが逆転するのでしょうか。
それはやはり大きな資金が移動する時で、個人的には世界の証券会社や銀行などが、本格的にイーサリアムの保有に乗り出した時だと思います。
イーサリアムに対する信頼も高い分、これまでのように上昇する時は一気に上昇するでしょう。
もしそのような状況になったら、逆に「ビットコインはもうダメだ」という不安が広がり、一気に売られ価値が下がっていく可能性が高いです。
そのタイミングこそ、まさにビットコインとイーサリアムが逆転する時でしょうね。
また、そういう状況をお祭りごとのように楽しむ人も多いので、余計にイーサリアムに資金が集まって、逆転を手助けしそうです。
(その場合、すぐまた逆転する可能性も高いですがw)
ビットコインとイーサリアムの取引手数料は逆転
ちなみにイーサリアムの不安材料の一つとして、今月(2018年7月)半ばにビットコインとイーサリアムの取引手数料が逆転したというニュースがあります。
価値は逆転していないのに、取引手数料だけが逆転するというのは、なんとも不可解な現象ですね(°_°)
手数料の推移はこんな感じです↓
ちなみに原因となっているのは、大量のスパムトランザクションなのだそう。
そのせいでマイニング手数料が余計に上がってしまい、結果としてイーサリアムの方が取引手数料が高くなってしまっているようです。
対策がされればこの状況も変わってくると思いますが、少なくとも今の状況ではイーサリアムに多くの資金が流れることは考えにくいですね…!
リップルが覇権を取る可能性
ちなみにイーサリアム以外にビットコインを脅かす存在があるとすれば、やはりリップルでしょう。
リップルは実際に銀行間の海外送金に使われていますし、リップルの発行体が企業なので、よりファンダメンタルの概念で考えやすいです。
実際に与沢翼さんなど、大物投資家もリップルを多く保有していますし、リップルの将来性を見込んで長期保有を決めている人も多いです。
年単位で見れば、必ず価値を上げてくるのがリップルだと、僕としても考えています。
逆転するタイミングとしては、実際に仮想通貨が一通貨として使われ始めてからになるかなぁと。
ただの投機商材としてみると、やはりビットコインが優勢だと思いますが、実際に使用されるようになった時は、送金に10分かかるビットコインより、4秒で済むリップルの方が遥かに便利です。
イーサリアムが覇権を取る可能性もありますが、リップルも候補に上がってくることも忘れてはいけないでしょうね。
イーサリアムがビットコインを追い抜くのはだいぶ先かも
現時点での個人的な見解ですが、ビットコインとイーサリアムが逆転する可能性は、現時点ではまだ薄いと考えています。
今のところイーサリアムよりもビットコインの方が、価値が上がる材料は大きい状況ですからね(´ ・ω・ `)
このままビットコインが世界の基軸になると予想する著名人も多いですし、今のところビットコインの優位は変わらないと思います。
しかしテクノロジーの変化は激しいですし、それに伴う人々の考え方の変化も早い時代です。
それにイーサリアムは、取引情報だけでなく契約や個人情報も記録することができ、医療や不動産など様々な分野で活躍すると言われています。
直近ではどうなるかわかりませんが、最終的に生き残るのはイーサリアムである可能性も多いでしょうね!