ブラック企業の話に事欠かない時代になっていますが、僕自身ブラックな環境で働いていた際、ずっと思っていたことがあります。
それは、
ブラック企業の経営者って、絶対幸せじゃないよな…
ということです。
ブラック企業を作った結果、確かに金銭的に成功することもあると思います。
しかし、自分の会社で働いている人たちが不幸せになっているのに、精神的な幸せを得られるのかとても疑問なんですよね。
幸せは最終的に心が決めるものですから、個人的にブラック企業の経営者は幸せになれないと考えています。
僕はどんな人でも良心があると思っていますし、ブラックな環境で社員を働かせていれば、無意識にも良心の叱責があるはずですから。。。
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一緒に働く人が疲弊しているだけで嫌な気持ちになる
ちなみは僕は前職ブラック企業に勤めていましたが、その中で割と上手く立ち回っていたため、他の人よりも疲弊せずに済みました。
そして自分が定時に帰り始めたことで、会社全体も早上がりの風潮が芽生え始め、ブラック度を下げることにも成功しました。
しかし、それでも周りがブラックな環境で疲弊していましたし、それを見ているだけですごく嫌な気分になったんです(´ ・ω・ `)
周りがため息をつくのってすごく嫌な気持ちになりますし、また無理して頑張っている姿を見るのも辛かったです。
社長も幸せそうな雰囲気を出しつつ、裏側では常にイライラしていて、なんだか変な気持ち悪さを感じる会社でしたね。。。
僕は人を雇った経験はないですし今後雇うつもりもありませんが、一緒に働く人を不幸せにしてまで成功を掴んでも、心の平穏は決して訪れないと常々思っています。
例え他人には綺麗な面しか見せなかったとしても、自分自身には決して嘘をつけません。
顕在意識に現れなくても、無意識化で心に暗雲が立ち込めるでしょうし、心から「幸せだなぁ」と思える瞬間はこなさそうですよね(*_*)
これがブラック企業を作っても、幸せになんてなれないと感じる理由です。
ブラック企業を作る社長の特徴
僕は起業経験や人材会社にいた頃の経験を通して、これまでたくさんの経営者と触れる機会がありました。
そのなかでブラック企業を作る人の特徴は、金銭的or社会的成功への願望がかなり強いことが挙げられます。
とにかく大金持ちになりたい人(年収や資産=自分の価値とする人)、または社会的地位の大きな人間になりたい(成り上がりたい)人は、お金のパワーゲームにハマりやすいと感じます。
これは個人的に100%といっていいほど、確信できるものです。
そしてお金のパワーゲームにハマっている人は、世界一の地位を築きでもしない限り、一生お金や地位を追い求める人生になると言われています。
お金にウェイトを置けば置くほど、お金があってもなくても幸せから遠ざかることは、すでにたくさんの成功者が語っていることです。
当然そんな人と一緒にいても幸せにはなれませんし、社員になればブラックな環境で働かされる可能性も高くなります。
なので就職や転職の際は、経営者が考えていることに敏感になることも大切です。
幸せとは心が決めるもの
なんだかスピリチュアルな話みたいですが、幸せとはお金が決めるものではなく、最終的に心が決めるものです。
お金があれば人生の選択肢が増えるため、同時に幸せになれる確率も上がりますが、別に貧乏でも幸せになることはできます。
なのでお金を追い求めて心が不健全になるというのは、本末転倒なんですよね(°_°)
普通に考えて、ブラック企業を作り他人の幸せを奪った結果、心の豊かなお金持ちになるなんてことはあり得ません。
それだったら、例えそれほどお金持ちではなくとも、みんなが幸せに働いてくれた方が自分も幸せになれるわけです。
更に近年ブレインワークにおいて、ホワイト企業ほど生産性が高くなることもわかっていますから、もはやブラック企業を作る意味はありませんね。
元々お金を追い求める理由は、自身の幸せにあったはずですから、もう一度原点を思い返してほしいです。
ブラック企業を作っても幸せになれない
ということで、今回はブラック企業の経営者は幸せになれないというお話でした。
少なくとも僕は、人様の幸せを奪ってまで成功したいとは思いませんし、良心の叱責に駆られるような生き方もしたくないです。
仮に今後人を雇うことがあったとしても、その人の幸せに貢献できるような労働環境を提供したいですね…!
そしてもし今ブラック企業に関わっている人がいたら、今すぐ離れてほしいというのも切なる願いです(´ ・ω・ `)