会話が続かない
コミュ力満点な人でない限り、必ず一度は悩むであろうこの問題。
特に大事なデートや商談の際など、大事な局面でこの状況になると、軽いパニック状態になってしまいますよね(°_°)
僕自身もこれまで幾度となく、会話が続かなくて悩んだことがありました。
克服しようと知らないジャンルの知識を身につけたり、「困った時の会話集」みたいなのを読み漁っても、状況は一向に変わらず…。
あるいは逆に自分が喋りすぎて、相手に退屈な思いをさせてしまったこともあったんですね(´ ・ω・ `)
(その時は気づいてませんでしたが…w)
しかし、営業の世界に入りコミュニケーションを本気で勉強から、そういった状況とは無縁になりました。
もちろん始めからではありませんが、あるちょっとしたコツを掴んでからは、劇的に改善していったのです。
今回は僕自身が体得した、会話が途切れない方法をご紹介しますので、ぜひ大事な局面で役立ててみてくださいね∩(´∀`∩)
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質問力を上げれば、会話は途切れない
まず結論からお伝えしますと、「質問力」を上げれば会話は絶対に途切れません。
話題が少なくても、
趣味が合わなくても、
面白い話ができなくても、
質問さえ上手なら、会話が続かないなんてことにはならないんです。
知っている方も多いかもしれませんが、人間はとにかく自分のことを話したい、知って欲しいと思う生き物です。
なので相手が話したいことを話させてあげることで、極論ですが話題0でも会話は十分成立します。
それが楽しいかは一旦置いておいて、話題の豊富さと会話を続ける力はほぼ関係ないということを、この機会に知っておいていただきたいです。
「縦の質問」と「横の質問」を理解しよう
しかし、色々質問を用意したのにも関わらず、会話が途切れてしまう経験をした方は多いと思います。
僕も「質問&話題集」みたいなのをメモ帳にまとめていましたが、どれだけ話題を用意したとしても、やはり会話って続かないんですよね…w
準備しても会話が続かなければ、次はボキャブラリー不足が原因だと考え始めますが、そうやって無駄に知識を増やす必要はありません。
実は質問の形には大きく2パターンあり、一つは「縦の質問」、もう一つは「横の質問」です。
これは僕が決めた定義なのですが、質問にはある種のベクトルがあると感じています。
まだよくわからないと思いますので、以下から解説をしていきますね。
会話が続かない「横の質問」
まずありがちなのは横の質問でして、
「休みの日は何してますか?」
「どこに住んでるんですか?」
「どんな仕事してるんですか?」
「好きな音楽とかありますか?」
etc…
こういう色々な質問を用意し、会話が途切れたら次の質問を繰り出すパターンです。
なんとなく想像できると思いますが、このパターンの終着点は「質問切れ」であり、まさに会話が続かない結果へと直結します。
更にこの方式だと、会話が深く広がりにくいため、相手にとっては退屈な時間となる可能性が高いんですね(*_*)
そして会話が続かない人は、恐らく横の質問をしているはずです。
会話が途切れない「縦の質問」
次に縦の質問ですが、これは1つの話題を掘り下げていく方法で、
「ゲームくらいですかね」
「そうなんですね!どんなゲームやるんですか?」
「今は◯◯っていう、少しマイナーなゲームをやっていて…」
「へ〜、ちなみにそれってどういうゲームなんですか?」
「RPGなんですけど、やり込み要素の多いシステムで〜」
「面白そう!やり込めるゲームが好きなんですね!」
「そうなんですよw結構凝り性で、仕事でもそんな感じなんです」
「そうなんですか!ちなみにお仕事は何を〜」
といった形で、相手の回答に付随した質問を重ねていく方式です。
これは簡単なようで少しだけ難しく、多少の慣れは必要なのですが、慣れれば会話が途切れることはもうありません。
そして慣れる前であっても、今までより会話が続くことは確実なので、とりあえず縦の質問を意識してみてほしいです。
(相槌はオウム返しがいいと言われていますが、慣れていないと逆効果になりやすいため、特に意識しなくていいです)
縦の質問をしていくと、相手は自然に自分のしたい話ができるようになるので、楽しく話をし続けることができます。
好きなものを語れる上に、相手も興味を持って聞いてくれている状況は、誰にとっても気持ちいいものですよね!
更に上の例で気づいた方もいるかもしれませんが、相手は途中でゲームとは関係ない、仕事の話を絡めてきています。
こんな風に話題を変えようとしてくる時は、相手がその話題に触れて欲しい時です。
なので、そこに触れてあげることで、相手は自分の好きなことを話し続けることができます。
「相手が話したいこと」に焦点を当ててみよう
会話を続ける上で大切なのは、質問の数を増やすことでもなければ、ボキャブラリーを増やすことでもありません。
相手が話したいことを、気持ちよく話させてあげること。
これさえできるようになれば、ノーボキャブラリーでも会話は簡単に続けられるんです∩(´∀`∩)
逆に言えば、縦の質問を成立させる上で大切なのは、「相手が話したいことはなんだろう?」と考えているかどうかです。
この考え方が身につくと、自身の話題を増やそうという考え方が、如何にズレていたのか気づくと思います。
相手と話題を合わせたい場合でも、ボキャブラリーを増やす作業は後で良いわけで、始めは無知で全然いいのです。
それに、ほとんどの人は自分が話すことばかりにフォーカスしているので、聞き上手になるだけで人から好かれやすくなりますよ( ^ω^ )
「聞かれたこと以外話さない」よう心がけてみる
とはいえ、いきなり完璧にこなすのは難しいため、それなりの練習は必要になってきます。
練習といっても、会社や学校などで日常的に会話をする機会はあるでしょうから、そこでこっそり試すだけでいいです。
なので失礼な言い方かもしれませんが、まずはどうでもいい人で練習をしてみましょうw
ちなみにおすすめの練習方法として、「聞かれたこと以外は一切話さない」というトレーニングを挙げてみます。
内容を簡単に説明しますと、「質問」「相づち」「質問への返答」以外は、自分から話さないという縛りを設ける形ですね!
これは僕が営業の師匠から与えられた課題の一つなのですが、質問力が向上した(=会話が途切れなくなった)ことに加え、今までどれだけ「話すこと」に拘っていたのかもわかりました。
恥ずかしい話、相手が何を話したいかを想像以上に考えておらず、自分が話したいことにばかりフォーカスしていたんです。
家族や親友同士ならそれでもいいんですが、知り合って間もない人・初めて会う人に対しては、やはりたくさん話させた方が信頼関係を築きやすくなります。
更に相手の情報をたくさん入手できるので、相手の懐に入るのがより簡単になってくるわけですね!
このトレーニングをやっておくと、会話も途切れないようになりますし、更に自分が喋りすぎている際にもすぐ気づけるようになります。
会話が続かないor聞かれてもないことをベラベラ喋ることがなくなるまで、このトレーニングを日常に取り入れてみましょう(`・ω・´)
会話は誰でも続けられるようになる
会話が続かなくて悩んでいるという話は、日常的に聞くことは少ないものの、実際悩んでいる人はとても多いと思います。
僕もかなりコミュ症ですし、加えて趣味もオタク方面に偏っているため、会話を続けることは半ば諦めていたタイプの人間です。
共通の話題で盛り上がれる人がいればよく、それ以外の人とは話さなければいいって考えていましたね\(^o^)/
しかし、生きていればそうもいかないのが、悲しいですが現実です。
それに自分にとって大切な人・好きな人と会話が続かないというのは、やはり誰しも避けたいことだと思います。
なので会話が誰とでも続けられるように、日頃から少しでもトレーニングをしていくことが大切です。
以下にポイントをまとめましたので、気になる方はもう一度おさらいをしてみてくださいね( ^ω^ )
まとめ
・自分が話す必要はない
・縦の質問を意識する
・相手は何を話したいのか考える
・聞かれてもないことを自ら話さない
・喋りすぎにも気をつける
・日常的に練習をしてみる
※慣れてきたら、以下の3つにも挑戦!
・できるだけたくさん褒める
・相づちに共感の言葉を交える
・相手との共通点を3つ探す