皆さん「地域おこし協力隊」というのをご存知でしょうか?
地域おこし協力隊とは、人口減少に悩む地方自治体と、田舎で働きたい若者をマッチングさせるために、安倍内閣の元施行された地方支援制度です。
まあ一言で言えば、「地方創生事業」ですね(`・ω・´)
僕も田舎がとても好きなので、地域おこし協力隊を知ったときは、実際かなり興味を持ちました!
都会でせかせか働いている僕みたいな人にとって、地域おこし協力隊として田舎で働くのは、スローライフの実現にもなるかなぁと。
しかし調べてみると、やはりいいことばかりではないみたいでして、地域おこし協力隊になることのデメリットもあるですね(´ ・ω・ `)
なので今回は、地域おこし協力隊になることのメリットとデメリットについて、調べてわかったことを書いていきます!
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地域おこし協力隊になるメリット
まずは地域おこし協力隊になるメリットから。
一番のメリットとしては、やはり長閑(のどか)な田舎町で、やりがいを持って働けることでしょう。
田舎が大好きで、かつ地域おこしという仕事に魅力を感じる人には、まさに打ってつけの仕事だと思います。
そのような仕事は、普通の仕事にはなかなかないですからね…!
都会で好きでもない仕事をバリバリやっているのなら、地域おこし協力隊になるというのも、人生の選択肢に入れていいでしょう。
それに国でやっている取り組みなので、高くはないですが生活できるレベルの報酬が出ますし、家賃や各種経費の補助もあります。
今給料の安い会社で働いているのなら、下手したらこっちの方が実質賃金は高いかもしれませんw
それに本務に支障のない範囲なら、副業も許可されているところが多いので、地域おこし協力隊として活動しながら、自分のビジネスを大きくしていくというのもいいでしょうね!
田舎の人との温かい交流も魅力
もちろん仕事内容や条件も魅力的ですが、田舎の人との温かい交流も、非常に大きな魅力です。
地域によっては村八分などもあるみたいですが、、、
ただ過疎化が進んでいる村では、やる気のある若い人は可愛がられやすいですから、コミュニケーションさえうまく取っていれば大丈夫でしょう。
人間関係は働く上でとても大事ですし、本当の退職理由の半分以上は人間関係だとも言われてます。
都会の会社は、みんな多くの業務に終われピリピリしているので、温かい交流に魅力を感じる人は多いでしょうね!
人によっては仕事内容より、むしろこちらの方に価値を感じるかもしれないなぁと思います(`・ω・´)
田舎で働くのは精神的にもいい
少し前に何かの記事で読んだのですが、都会で働いてうつ病になってしまった人たちを集め、田舎の農家で働いてもらったという話がありました。
その結果、1年(?)で全員のうつ病が治ったという、信じられない結果になったそうです…!
僕もたまに実家に帰ると、すごく精神的に落ち着くのですが、やはり田舎で働くのは精神衛生上とてもいいと思います。
精神的に辛くなって仕事を辞めてしまった人こそ、田舎で働くことを考えてみてもいいかもしれません。
ちなみに田舎に帰ってから都会に戻ると、「都会は人間の住むべきところじゃないな…」とすら思えてきますw
そんな環境で、さらに多くのストレスの中で働くわけですから、うつ病で苦しむ人が増えているのも頷けますね。。。
地域おこし協力隊になるデメリットは?
ここまではメリットをあげましたが、今度はその逆の地域おこし協力隊になるデメリットについても挙げていきます。
まず地域おこし協力隊に対し、非協力的な地方自治体の職員も多いという話をちらほら見聞きしました。
自治体の職員の中には、実際やる気のない人達も多いようで、下手をすれば雑用だけを延々させされることもあるみたいですね。。。
自治体からすれば、単純に安い労働力とも捉えることができるので、所謂「やりがい搾取」も起こってしまうよう。
地域おこし協力隊に志願するような人は、基本的にモチベーションが高いのですが、現地の人の協力を得られず辞めてしまうことも多いみたいです(´ ・ω・ `)
馴染めなかったら地獄
それから交流の幅が狭い分、馴染めなかったときは地獄だと思います(´;ω;`)
地域おこし協力隊は、募集人数が1人であることもかなり多いです。
なので1人で参加して、自治体の人や他の地域おこし協力隊の人と馴染めないリスクは、それなりにあると考えられます。
まあいい人が多そうなので、その可能性は低めなのかもしれませんが、万が一馴染めなかったら、今までの環境よりも窮屈になるでしょう。
スローライフや心の癒しを求めて参加したのに、全く逆の結果になることも、念頭に置いておいた方がいいかなと思います。
任期が決まっている
あとはどんなにいい環境だったとしても、地域おこし協力隊には任期というのがあります。
大体は1年で、延長しても3年とかみたいですね…!
いつまでも地域おこし協力隊として活動することは、基本的にできないようです。
しかし地方としては、若い人に永住してほしいと思っているので、住み続ける際に何かしらの優遇があったりします。
起業の助成金もあったりするので、地域おこし協力隊ではなくなっても、独自で地域に協力することはできるみたいですね!
地域おこし協力隊になる際の、場所の選び方
ちなみに、地域おこし協力隊になる際の、場所の選び方について書いてみます。
まず田舎は閉鎖的なところも多いですが、逆に若者の移住を地域で歓迎しているところもあるみたいです!
地方に移住する際のコツとしても、すでに何人も若者が移住していて、楽しく暮らしている環境がいいという話をよく聞きますね。
恐らく地域おこし協力隊も同じで、すでに何人も隊員が行っていて、地域の人と楽しく仕事をしているという、ある種の実績がある場所を選ぶといいと思います。
そういう場所は、他所の若者を受け入れる風土があるので、少なくともいきなり村八分にされることはないでしょうね。
すでにコミュニティが出来上がっているところは嫌だという人は、チャレンジで成功事例のない場所に飛び込んでもいいかもしれませんが、やはりギャンブル性は高いと思われます。
地域おこし協力隊には協調性が必要
ここまで読んで、地域おこし協力隊になりたくないと思った方もいれば、逆に興味を持ったという方も、割といらっしゃることでしょう!
地域おこし協力隊になる最後の壁として、文字通り協調性が必要だということが考えられるなぁと思いました。
僕みたいな1人で仕事がしたいタイプは、最初は楽しくても段々不満を抱くようになりそうですw
ただ副業も認めているところも多い分、始めから数年だけ勤めるつもりで、志願するのもありでしょうね!
どの道任期も短いので、人生経験として地域おこし協力隊になるというのもいいかもしれません…!
デメリットが気にならなければ、地域おこし協力隊になってみよう
ということで、地域おこし協力隊になるメリットとデメリットについて、今回は書いてみました!
個人的には、デメリットが気にならなければ地域おこし協力隊に挑戦してみるのがいいと考えますね(`・ω・´)
もちろんいい事ばかりではないかもしれませんが、きっと今までとは違った価値観が得られるはず。。。
特に都会で疲れてしまっている人は、地域おこし協力隊として地方で働くのも選択肢に入れてみてください(`・ω・´)