先日とあるニュースにて、45歳〜64歳のひきこもりが増えているという内容を目にしました。
彼らの中には、昔からずっとひきこもっていた人ももちろんいますが、多くはリストラされて働き先がなくなってしまった人たちだそうです。
近年数千人単位のリストラをする大企業の話も耳するようになりましたが、今後もこういったことは頻繁に起こってくると予想されます。
日本もこれから、崩壊の流れを迎えるのかもしれませんね(°_°)
とはいえ、しっかりスキルを磨いた中高年であれば、他の会社でも近い条件で働けるのも間違いありません。
それに雇われなくても、自分で会社作ったり自営を始めればいいわけですから、、、
リストラで食えなくなるというのは、完全に本人の自己責任だと思いますね(°_°)
無能な中高年がリストラされた結果、どんどんひきこもりと化していくことを考えると、日本の先行きがいよいよ不安になってきます。
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中高年がリストラに遭う理由
なぜ中高年がリストラに遭っているのか、、、これに関しては理解知っている方がほとんどでしょう。
縮小している企業は従業員を切らざるを得なくなるわけですが、そこで真っ先にターゲットになるのはたくさん給料をもらっている人です。
特にバブル世代は給料も高く、人数もかなり多い傾向にあります。
規模が縮小すれば管理職もそれほど必要ないので、企業にとって不必要な人材はどんどん切られていくというわけですね。
これに対し、「おかしい」と声をあげる人もいますが、個人的におかしいとは全く思いません。
むしろ人を切れない法律があり、無能な人を雇用し続けなければならないことの方が、おかしい状況だと感じていました。
他社で通用しないような、努力も変化もしてこなかった人材は、社内にいてもしょうがないですからね(°_°)
それだったら、優秀でやる気のある人を2〜3人雇用した方が、ずっと効率がいいでしょう。
話は逸れましたが、不景気の影響や業界の衰退により、従業員を雇用し続けられない企業が出ていたため、中高年を対象に大規模なリストラが実行されているわけです。
きちんと努力されてきた方は大丈夫でしょうが、ぶら下がり続けてきた方は、これから地獄を見るかもしれません。。。
転職や独立で生き残れる人は大丈夫
もちろん希望退職者を募る段階で、その企業に見切りをつけて転職や独立をする人もいるでしょう。
そういう人はどこへ行っても活躍できるため、今勤めている企業がどうなろうと、あまり心配はいらないと思います。
高いビジネススキルがあったり、手に職があるその道数十年の方であれば、少なくとも食うには困らないはずです。
逆に転職も独立もできないまま上司に肩を叩かれる人は、その先暗い未来が待っている可能性は高いでしょう。
他の環境では活躍できない、環境を柔軟に変えられないタイプの人が、まさに中高年のひきこもりと化していますからね(´ ・ω・ `)
中高年で「やる気だけはあります」は通用しないですし、スキルを活かして転職か独立をできる状況には、その年齢ならしておいてほしいところです。
転職はプライドが邪魔するにしても、少なくとも45歳以上で独立するスキルも実行力もないというのは、流石にレベルが低すぎますね(°_°)
ひきこもりと化した中高年はこの先どうするの?
ある程度社会人経験があるとはいえ、一度ひきこもりと化した人が社会復帰するのは、かなり難しいことだと思います。
少なからず社会や自分に絶望し、プライドを打ち砕かれたわけですから、立ち直るのは容易ではないでしょう。
もし生活に困らないとしたら、社会復帰しないまま生き続ける道を選ぶ方は多いかもしれません。
ただ、日本はもう働けない人を養っていけるほど、余裕のある国ではなくなってきます。
年金も引き下げられ、生活保護もどんどん厳しくなる中、ひきこもって生き続けるのは難しいでしょう。
物価が上がれば貯金の価値も下がりますし、想像以上に厳しい状況が待っているはずです。
一方、もし生きていけない段階になったとき、再度働くことができるのもこの世代だと思います。
社会人経験は長いわけですし、選ばなければ仕事はたくさんありますからね。
なんだかんだ食っていける人は、割と多いと考えています。
リストラされた中高年を食い物にする企業も
僕は人材業界出身なのですが、以前から中高年を食い物にする求人が出ているのを感じていました。
例えば「シニア歓迎」などの条件で求人を調べると、ほぼ最低賃金の求人がゴロゴロ出てくるのがわかります。
こういった仕事のほとんどは、警備員やマンションの管理など誰でもできる仕事。
とはいえ、精神的に大変だったりもする仕事なので、本当はもう少し高い賃金を払ってもいいはずなんです。
それでも賃金が安いままなのは、要するに安い賃金でも働く人がいるからに他なりません。
今の給料で働く人が誰もいなければ、自然と報酬は上がっていきますからね。
それだけみんな必死だということですが、食うに必死になるほどいい様に使われてしまう可能性があることを知っておいてほしいです。
どの世代もきちんとスキルを磨くことが大事
近年起こっているリストラの波は、主に中高年がターゲットとは言え、若い世代も対象になる可能性はあります。
それに新卒枠を減らしている企業も増えていますし、労働条件だって更に厳しくなってくるかもしれません。
そういう時代において最も大切なのは、やはり自分自身のスキルをきちんと磨いておくことです。
とりあえず今いる会社が潰れても問題ない状況は、最低限作り出しておきたいですね…!