以前このブログで、「1年で27キロ痩せた体験談」という話を書きました。
これは一つの成功体験でもありますが、裏を返せばめちゃくちゃデブだったということでもあります。
当時は体重が89キロほどありましたので、自分の身長や体格から考えると、割と太れる限界にまで達していたでしょう\(^o^)/
僕はここからダイエットを始めたわけですが、その過程で太っているが故の生きづらさを感じることになりました。
太っているだけで蔑んだ目で見られたり、自堕落だという評価をされることがあったからです。
理由はわからなくもないですし、確かにこちらが悪いのだと思いますが、まるで犯罪者になったような気持ちになることもありました。
この頃デブに人権はないのだと悟り、二度と太らないことを誓ったのです。。。
ただ、心が折れそうになったこともあるので、もう少しデブに優しい世の中になったらいいなとも思います(°_°)
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デブに人権はないと感じたエピソード
まずはデブに人権はないのだと感じたエピソードから書いてみます。
一言でいえば、明らかに他人からの評価が下がるので、太っていること自体かなり損です。
細かいことを書いたらキリがないので、ここでは特に多かった3つに絞ってご紹介します。
近くにいる人から嫌な顔をされる
太っていると、近くにいる人から嫌な顔をされることがあります。
特に電車など人が密集する場所では、周りの反応は顕著です。
言葉にはしなくても、「なんだこいつ」「隣に座るなよデブ…」みたいなのって、ちょっとした仕草や反応で伝わるんですよね。。。
確かに太っていれば、体臭などに気を使っていても、見た目の汚らしさや「臭そう」みたいなイメージはあるかもしれません。
ただ、太っているだけで全否定されたような気持ちになることも、珍しくはありませんでした。
こちらに落ち度があるにしても、「そんな傷つく反応しなくてもいいのに」とは思いましたね(´ ・ω・ `)
すれ違う人が蔑むような目線を送ってくる
世の中にはデブが嫌いな人も多いようで、街中で蔑むような視線を送ってくる人もいました。
あとそんなに多くはなかったですが、道を譲らずぶつかってこようとしてくる人もいましたね。
当時体型は関係ないと思っていましたが、痩せたらこういう人がほぼいなくなったため、やはり見た目の問題は大きかったのでしょう。
(デブとぶつかった方がダメージ大きいと思うんですけどねw)
デカいから単に目につくだけかもしれませんが、たくさんの人に見られるというのは、決して気分のいいものではないです。
自堕落な人間だと評価される
個人的に一番辛かったのはこれですね。
「デブは自堕落な人間だ」と、太っているだけで性格まで判断されてしまいます。
僕はダイエットのため、ある程度痩せてから格闘技を始めたのですが、疲れて動けなくなった際「やっぱりデブは根性ないね」と言われた時は結構傷付きました。
理屈はわからなくもないですが、心を入れ替え頑張っている人間もいることは忘れないでほしいです。
僕は何とかバネにできましたが、心が折れて「自分は何やってもダメなんだ」みたいに考えてしまう人もいます。
体型は確かにその人自身を表す部分はありますが、あくまでそれは「これまでどうだったか」という過去の話です。
その人の過去よりも、これからどうなりたいのかという現在・未来を見られる人間でありたいと思いました。
太っているとセルフイメージが下がりまくる
太っていると周りからの評価が下がるだけでなく、セルフイメージも大きく下がります。
つまり他人だけでなく、自分からも否定されてしまうんです。
当時は全く気づきませんでしたが、痩せた後にこのことを強く実感しました。
太っているのって、確かに何かしらの要因があるわけですし、自己責任でもあります。
それは自分でもわかっていますし、頑張れない自分を情けなく思う気持ちもあるのでしょう。
更に周りからの評価によっても、自己否定に走ってしまう面もあると考えています。
誰でも馬鹿にされたり、否定的な意見をぶつけられれば、セルフイメージは下がりますからね。
自分も周りからも否定されやすいため、高いセルフイメージを保つことは難しいわけです。
「デブ」と言われても言い返せない辛さ
デブの辛いところは、人に「デブ」って言われても言い返せないことです。
何せ太っているのは事実ですし、「デブじゃない」と言ってもただの嘘になります。
それにデブという言葉には、容姿だけをバカにしている時もありますが、中には人間性ごと否定している場合もあると感じました。
しかし、セルフイメージが下がっている状態だと、そういう言葉も受け入れてしまうんですね。
ちなみに一番傷ついたエピソードは、駅のエスカレーターに乗っていた際、後ろに乗っていた人から「風上に立つなデブ」と言われたことです。
臭い的な問題は多分なかったはずなので、恐らく太っている人に嫌悪感を感じていたか、もしくは憂さ晴らしをしたかったのでしょう。
こういう時、根も葉もない批判なら大丈夫なのですが、自分でも納得できるところはある分余計に辛いです。
この時「デブ」という言葉は、太っている人を最も傷つける、最低の言葉かもしれないと感じました。
「太っている人は採用しない」という採用担当者
ちなみに僕は人材業界に3年間いて、次の会社でも採用担当を兼務していました。
なので多くの企業の採用担当者と話してきたのですが、その中に「太っている人は採用しない」と言っていた人がいました。
理由としては、「自己管理ができない」「怠惰の証」といったもので、こう考える人は結構多いのかもしれません。
(さすがに公言する採用担当者は稀でしょうが…)
元デブの立場から言っても、確かによほど特別な理由がない限り、そういう要素はあると思っています。
自己管理のできる努力家は、太る必要性がある職業の人(スポーツ選手など)を除けば、まず太ることはないです。
仮にそうじゃないとしても、そういう目で見る人が多いことは間違いないでしょう。
先ほども書いた通り、僕個人は今までの人生より、これからどうしたいのかを大切に考えています。
しかし、人を見る上で「これまでの人生」も重要な要素ですし、そこで適性を判断することも否定はしません。
とはいえ、太っているだけで採用されないというのは、少なからず世知辛さを感じてしまいますね。。。
ダイエットはした方がいい
例外があることを前提で話しますが、太っているよりも痩せた方が、人生は好転しやすくなっていきます。
何故なら太っていた頃より、見た目で得をすることがずっと増えるからです。
正確に言えば得をするというより、今まで損をし過ぎていたという方が正しいですね。
なので太っていることで不利益を被っている方、バカにされて悔しいと思っている方は、月並みですがやはりダイエットをおすすめします。
継続は難しい反面、得られるものはあまりにも多いので、まずは無理のないところから始めてみてほしいです。
初見で「デブ」と思われるくらい太っているのであれば、半年のダイエットでもかなり体重は落ちると思います。
ちなみにダイエット開始から半年間の体験談も記事にしていますので、よかったら参考にしてみてください!
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太っている人には生きづらい世の中
ということで、今回はデブに人権はなかったという話を書いてみました\(^o^)/
太っていてもキャラがよければいいのですが、僕はただのデブだったので、かなり生きづらい世の中だと感じましたw
真実がそうじゃなければ何よりですが、もし僕と同じような思いをしている方がいれば、一度本腰入れてのダイエットも考えてみてほしいです。
見た目で損することって想像以上に多いので、痩せただけでもかなり人生変わるはずですよ!