「人格の差は苦労の差」
恐らく誰しもが、一度は聞いたことのある言葉だと思います。
これは正範語録の中の一文で、「実力の差は努力の差、実績の差は責任感の差…」など、人生にとって大切なことがたくさん詰まっている名言です。
(ちなみに誰の言葉かはわかっていないそう)
以前付き合いのあった社長さんがよく仰っていましたが、確かに経験を重ねれば重ねるほど、「本当にその通りだなぁ」と思えてくるものです。
ただし、この名言が当てはまらない例もあると感じていて、、、
それは「苦労しなかった結果、苦労している人」です。
これは他人に対してもそうですが、自分自身の経験としてもそのように感じるんですね(°_°)
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「人格の差は苦労の差」は大体当てはまる
僕は新卒で起業したことや、営業職をやってきたおかげで、幅広い層の人たちとお付き合いをしてきました。
その中で、苦労してきた人は成功の度合いに関わらず、人格が優れている人ばかりだというのを感じました。
もちろん例外もありましたが(家族を蔑ろにしている人など)、これは高確率で当てはまると確信しています。
初対面であれば、人格で苦労してきた人かを判断してもいいと思えるくらいです。
これは他人を見てだけではなく、自分自身に対してもそう思います。
苦労を経験するほど一回り強くなれましたし、以前より他人に対しても共感できるようになってきました。
お金で苦労すれば、同じ苦しみを抱いている人の気持ちがわかりますし、仕事や人間関係などにおいても同様です。
また、精神的にも余裕が生まれてくるので、より他人に優しくできるのだと感じています。
こうして年齢を重ねれば重ねるほど、成長し続けられる自分であり続けたいですね。
しなくてもいい苦労は「苦労」とは呼ばない
ただ、同じ苦労でもマイナスに働く苦労もあったりします。
それは端的に言えば、しなくてもいい苦労です。
働かず親の年金で暮らしている
生活のためだけに、安い給料で働き続けている
これは苦労しなかったツケを払っているだけで、苦労といえば苦労なんですが、僕はまた違った何かだと考えています。
もちろんこの経験をバネにして、プラスに変えることはできるものです。
ただ、このような状態がいつまでも続いていては、心の中がマイナスの感情でいっぱいになりますよね(´ ・ω・ `)
こういうツケ払いのような状態は、むしろ人格にとって悪影響だということは覚えておいてほしいです。
苦しい時期に感じた、人格への影響
ちなみに僕もネトゲ廃人だった時期があるので、上に書いたことは自分の体験からくるものでもあります。
当時僕は「やるべきこと」から逃げるように、ネトゲの世界にのめり込んでいきました。
人生の後退と反比例するように、ネトゲの世界では成功していったのですが、自分の発言や考え方がどんどん悪くなっていくのを感じていたんです。
知らない他人を平気で口撃してしまったり、頑張っている社会人や学生を斜に構えて見るようになったり、、、
今考えると自分でも信じられないくらい、性格が悪くなっていましたね(°_°)
当時一人暮らしだったので、生活面でかなり苦労していましたし、精神的にも相当病んでいました。
まさしく心の中が負の感情でいっぱいになっていて、とても正しい人格が磨かれる状況ではなかったんです。
その後社会復帰の過程ではだいぶマシになりましたが、人格が磨かれてきたと感じてきたのは、ボクシングに本気で打ち込んでからでした。
そして社会人になってからも、成功を目指す過程で以前とは比べ物にならないくらい、真人間になっていったと感じますw
いずれの時期も心理的負担は同じくらいでしたが、後者を経ることでようやく全てがプラスに転じましたね。
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苦労は買ってでもした方がいい
今さら僕がいうようなことでもないですが、やはり「苦労は買ってでもした方がいい」です。
むしろ苦労を先取りしない方が、後になって利子がたっぷりついた状態で返済しなければなりません(*_*)
苦労を後にするか先にするかは、人格にも影響を与えますし、当然人生全体にも影響を与えます。
先に人よりも頑張って、精神的にも経済的にも豊かになってほしいですね!
もちろん僕自身も、あらゆる方面でまだまだなので、これからも苦労をどんどん先取りしていきます\(^o^)/