今月から晴れてエンジニア(SE)になったのですが、時短&在宅可なため今まで通り自宅でゆるく働いております\(^o^)/
ちなみに去年から独学でプログラミング学習を始めたのですが、目指していたのはやはり【フリーランスエンジニア】でした。
今までもフリーランスだったため、会社に入るという選択は考えていなく、自宅や好きなところでプログラミングの仕事ができたらいいなぁと。。。
そんな風に思っていましたし、自由に働きたいという意思は今も変わっていません。
しかし、いざ仕事を始めようとする段階になってから、ようやく業界やエンジニアの働き方について、深く知ることになりました。
そして人にもよりますが、未経験がフリーランスだけに選択肢を絞るのは、意外と悪手かもしれません。
ということで、今回は僕がエンジニアを目指してみてわかった、フリーランスエンジニアの落とし穴について書いていきます。
(内容的には、エンジニア未経験者向けとなっています)
スポンサーリンク
フリーランスエンジニアの落とし穴
まず「未経験でもフリーランスエンジニアになれるか」と聞かれたら、多分普通になれると思います。
なってない僕がいうのもあれですが、そこまで難しくない案件も(特にWeb系は)ありますので、小さいところからスタートもできるでしょう。
それに未経験からフリーランスエンジニアになった人のノウハウも、検索すればブログや動画が結構出てきますので、あとはやる気とスキル次第という感じですかね。
僕も始めは彼らの軌跡を辿ろうと考えていましたが、真剣にフリーランスについて調べていくうちに、「あれ、なんかイメージと違うかも…?」と思い始めました。
今まで思い描いていたのは、企業(または個人)から仕事をもらったあとは、一人でもくもくと作業するようなイメージでした。
エンジニアの現場を全く知らなかったため、一人で完結させる案件も多いと思っていたんですね。
しかし、案件を探し始めて気づいたことは、フリーランスでも企業に常駐するパターンが想像以上に多いことでした。
会社員より多少の自由は利くにしても、会社に出社してチームの中で働くというのは、それまで思い描いていたノマド的な生活とはかけ離れたもの。。。
そうじゃない生活をしたければ、少なくともある程度のスキルや実績を得て、かつインバウンドの受注を得るためには情報発信もしなければなりません。
僕みたく変にエンジニアに夢を見ていると、多分ここのギャップに躓くと思います(°_°)
フリーランス向け案件はほぼ「個人版SES」
近年はフリーランスエンジニア向けの求職サイトなんかも充実していますが、そこで紹介されている案件のほとんどは、ただの個人版SESという感じです。
ちなみにSESというのは「System Engineering Service」の略で、簡単に言うとエンジニアの派遣業ですね。
個人でやれば、派遣とは違い中抜きがありませんので、もしSES企業で働くつもりなのであれば、最初からフリーランスになるのも一つでしょう。
ただ、SESというのはそもそも将来性が薄く、「35歳を過ぎてからは徐々に仕事がもらえなくなる」みたいな話を割と耳にします。
40を過ぎてからはスキルに関わらず面接に受からなくなり、SES企業だと自宅待機からの自主退職を迫られるという感じらしいです。
もちろんフリーであれば、面接に受からなくなった時点で収入が0になるので、経済的に苦しくなることでしょう。
スキルがあれば常駐先が見つかったり、あるいは転職もできるとは思いますが、「初めから会社にいた方がよかった」ということになりそうですね(°_°)
下流工程の仕事はAIに代替されるかも?
更に個人的な懸念材料として、下流工程の仕事がAIに代替されることも挙げられます。
具体的な根拠はありませんが、今の僕(初心者)でも書けるようなコードの中には、「近々AIでも書けるだろうなぁ」って感じるものも結構あるんですよ。
なので下流工程の仕事ばかりしていたら、そのうち仕事がなくなっていくと思っています。
そうならないために、僕自身は上流工程の仕事に携わりたいと考え、少なくともSESのような働き方は最初の選択肢に入れませんでした。
SESでも上流工程の仕事は可能ですが、自分に選択権はほぼありませんからね。。。
未経験であれば、SESからのキャリアアップも一つだと思いますが、ずっとそこにいるのはやめた方がいいかもしれません。
フリーランスのように働ける企業も増えている
つまりフリーランス=自由ではないわけですが、逆に会社員=不自由ということでもありません。
特にエンジニアの労働環境は、年々よくなっているのを感じます。
基本的にどの会社もエンジニア不足ですし、大手ですら囲い込みに必死な状況です。
多くの企業が採用に力を入れているため、リモートや時短みたいな条件で働くことも、他の職種と比べてかなりしやすくなっています。
僕も就職という形でエンジニアデビューしましたが、感覚的には去年と同様フリーランスで働いている感じです。
むしろ去年より時間も収入も増えたので、もっと早くこの選択をすべきでしたね…w
なので変にフリーランスにこだわるよりは、希望する条件に合った求人も探してみてほしいです。
自由に働ける企業へ転職するには
このような働き方は、特に未経験だと結構狭き門なのですが、決して不可能ではないと思っています。
もちろん全く勉強していないのはナンセンスですが、最近だと「独学で習得した人も応募OK!」みたいな求人もちらほら見かけます。
なので未経験であっても、プログラミングに興味があり勉強している人であれば、応募条件をクリアできる求人は意外と多いです。
この辺りの詳しい話は以下の記事で解説していますので、気になる方はご一読してみてください。
※関連記事
-
-
30代からSES企業への転職はやめた方がいい話【自社開発か受諾開発を目指しましょう】
30代からエンジニアへの転身を目指している、どうも僕です\(^o^)/ 未経験からエンジニアになる場合、最も敷居が低いのはSES企業に入ることかと思います。 まずは客先常駐でスキルを磨き、その後転職や ...
続きを見る
フリーランス&自由な社風の企業も選択肢に
ということで、今回はフリーランスエンジニアの落とし穴というテーマで、記事を書いてみました。
恐らくフリーランスエンジニアになりたい人って、「会社に縛られず自由に働きたい!」という人が多いはずです\(^o^)/
ただ、フリーランスになることが目的化してしまうと、結果自由とは程遠い働き方になってしまうかもしれません。
なのでフリーランスも選択肢に入れつつ、同時に自由な社風の求人を探してみて、より自分にマッチした働き方を選んでくださいね!