会社のために一生懸命頑張るというのは、今の日本で広く用いられている考え方ですよね(´ ・ω・ `)
会社に尽くす社員は可愛がられ、やる気のある社員として他の社員たちの模範とされます。
しかしそんなやる気のある社員が、突如会社のために頑張らなくなる瞬間ってあると思います。
僕もまさにそうですが、前職の同僚や友人にも、そういう感じになる人が増えてきている気がしますね。
でもなぜやる気のある社員が、突然会社のために頑張らなくなるのでしょうか…?
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やる気のある社員が会社のために頑張らなくなる理由
始めからやる気のない社員でしたら、目の前の仕事さえやってくれたらいいと思えます。
しかしやる気がある社員が突然定時で帰るようになったら、経営者や上司としてはあまりいい気分はしないでしょうね。
やる気のある社員とは、これから一緒に会社を作っていきたいという想いもあるでしょうし、何だか裏切られたような気分にもなると思います。
ただやる気のある社員は、何も仕事自体が嫌になったわけではなく、その会社で頑張る理由がなくなってきたということでもあります。
やる気のある人なら、自分でビジネスを持つことも考えるでしょうし、今の時代は会社にいなくても色々な仕事ができますからね。
やる気のある社員が会社のために頑張らなくなった理由は、会社の仕事ではなく自分のビジネスを頑張ろうと思い始めたサインだと思って、ほぼ間違いないでしょう。
会社のためではなく、他のことを頑張ろうと思ったきっかけ
ではなぜやる気のある社員が、会社のために働こうと思わなくなってしまったのでしょうか。
これには大きく分けて二つのきっかけがある気がしますね。
個人的な解釈ではありますが、参考になれば嬉しいです!
1.これ以上働いても成長できないと思ったため
やる気のある人材が大切にしているのは、やはり仕事による成長だと思います。
より成長できる環境に身を置き、将来の収入を上げていきたいというのは、やる気のある社員の共通点でしょう。
そしてそういう社員ほど、会社が成長できない環境だと感じた際に、次のステージへ移ろうとします。
始めは会社を変えようと努力もしますが、会社や経営者の考えを変えるというのは大変ですし、他人を変えるよりも自分の働き方を変える方が賢明ですからね。
なので会社にいても成長がないと思えば、会社のために一生懸命働くのをやめ、自分のやりたいことを頑張り始めるのは当然のことだと思います。
2.この会社に尽くしていいのか不安なため
あとは単純に、この会社のために尽くしていいのか不安に思ったからというのもあるでしょう。
一生懸命働いた結果、全く報われなかったとしたら、どんなにやる気のある社員でもその会社で頑張ろうとは思いませんよね。
会社に尽くしていいのか不安になった瞬間、やはり収入を自分に依存するべきだと考えるようになり、やる気のある人ほど定時でさっさと帰って副業に勤しむことでしょう。
もしくはもっと収入が高い、ホワイト企業への転職を考え始めることと思います。
この場合はちゃんと報酬で報いてあげれば、また会社のために働いてくれると考えられますね。
もともと会社働くのは自分のため
それから、会社のために一生懸命働いている方も、別に会社のためではなく自分のために働いているというのを忘れないでほしいですね。
結果的には会社のために働く形にはなりますが、それによりも自分の成長、生活を豊かにするために働いているわけです。
会社のためだからと、無償で働こうとする社員なんて誰もいませんからね(´ ・ω・ `)
なのでその「自分のため」が満たされなくなれば、モチベーションを他に向けるのは当然ですし、それに対し「なんで会社のために頑張らなくなったの?」なんていう資格はありません。
経営者と労働者は、社内で序列はあれど法的には平等なわけですから、相手の人権までは侵害しないでほしいですね。
どうすれば会社のために頑張ってくれる?
ではどうすれば、やる気のあった社員がまた会社のために頑張ってくれるようになるのでしょうか?
それは単純に、やる気のある社員が持っているであろう、夢や目標を叶えられる環境を整えることに尽きるかなと思います。
それから社員の努力に、報酬として報いることも大切な要素ですよね。
いくら仕事が面白かったとしても、給料が低ければ他の給料の高い会社に行ってしまう可能性もありますから。
まあ一言で言えば、ホワイト企業になればいいわけです。
ホワイト企業には優秀な人がたくさんいることを考えると、きっとそれで解決する問題だと考えられますね。
あと、給料を上げない方が頑張るというデータもありますが、いつまでも素直に従うのは思考停止した社畜だけです。
こういう人たちだけが集まって持て囃(はや)される会社には、未来はないと考えています。
会社のために頑張らなくなるのは、会社に不満があるから
やる気のある社員が会社のために頑張らなくなるのは、当然ですが会社に不満があるからです。
そしてその不満というのが、彼らの人生に置いて大きなウエイトを占めている内容だからです。
なのでその部分を解決しないまま無理やり働かせようとすると、きっと社員は心の中で退職の意思を固め始めるでしょう。
会社のために頑張ってほしい際には、やはりホワイトな風土づくりを大切にしてほしいですね(`・ω・´)