少し前に「やりがいはいらない」という記事を書いてみました!
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仕事にやりがいを求めても意味ない話。好きなことにやりがいは関係ない
最近仕事にやりがいを求める人が増えているのは、広く話題になっていますね! ちなみにやりがいを求めている人の割合は、以前にも記事にしたことがあって、現在若者の6割くらいが仕事にやりがいを求めている状況に ...
そして今回は、この記事を書くに至った経緯なんかを書いてみたいと思うんですが、、、
実は僕、ここ数年間ずっとやりがいという言葉に気持ち悪さを覚えていたんです(´ ・ω・ `)
ベンチャー企業にずっといたので、
「やりがいのある仕事をしよう!」
「どうすればやりがいを見い出せるか」
そういう言葉が社内でよく飛び交っていたんですね(°_°)
やりがいは必要なものだという共通意識があって、仕事を嫌々やるのではなく、充実感や達成感を持って取り組むべきだと。
まあわかるんですよ。わかるんですけど、蟠(わだかま)りというか気持ち悪さみたいなものは、ずっと拭えずにいました。。。
しかし、自分が本当にやりたいことを模索するようになってから、好きな仕事をしていたらやりがいなんて感じないことに気づいたんです。
この時やりがいという言葉に気持ち悪さを感じていた理由が、やっと明確になったんですね\(^o^)/
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やりがいを感じる=好きなことをしていない証拠
それから僕は、やりがいを感じている=心から好きなことをできていないと考えるようになりました。
人から評価されなくても好きで続けられるようなことに、やりがいを感じることなんてないからです。
趣味で例えればわかりやすいですが、やりがいを持って自分の趣味に取り組んでいる人はいないと思います。
なのでやりがいを大切にしている時点で、仕事自体はそんなに好きじゃないと考えられるわけですね(°_°)
「辛いけど頑張った!」
「やっと成果に繋がった!」
そういうのがやりがいに繋がりますし、別にそれ自体を否定するつもりはないです。
(僕もそうやって、仕事のスキルを身につけてきましたから…)
しかし一生やりがいを大切にしていたり、自分より若い人に「仕事にやりがいを見い出せ!」とかいうのは、本質からズレていると感じます。
やりがいが必要なフェースはあるにしても、ある程度実力をつけた後は、やりがいより自分の好きなことを追い求めるべきだと思うんですね。
ワクワクとやりがいは違う
僕は今回の体験を通して、
ワクワクとやりがいは違う
ということをハッキリと認識しました。
自分が心からやりたいと思うのがワクワクで、辛さの中に充実感を見い出すのがやりがいというイメージですかね(°_°)
もちろん好きなことを追求する中でも、辛い出来事ってあると思います。
しかしやりがいというのは前提が辛いものなので、それを乗り越えても趣味レベルで好きになるケースは稀なんです。
(たまたま自分の好きなことに出会えた時くらい)
ワクワクとやりがいは、似ているようで全く違うものだと考えてください。
やりがいを説く会社にも気持ち悪さを感じる
そしてやりがいという言葉に気持ち悪さを覚える理由はもう一つあります。
それはやりがいを説く会社ほど、やりがいを口実に搾取ばかり行っていることです。
事実としてやりがいを社員に説いている会社ほど、社員にやりがいを押し付けて長期労働をさせ、それに見合う報酬は払っていません。
社員自身もやりがいを感じていると、自主的に時間や休み関係なく働くようになりますしね…w
これは経営者にとって理想の状態ですが、その分社員はもらうべき報酬をもらえず、やりがい自体を報酬に頑張ってしまうんです(°_°)
そしてやりがいを押し付けられた社員が、また別の社員にやりがいを押し付けるという、社畜の連鎖も起こりやすくなります。
まるでゾンビのようですが、こうやってやりがいを感じてしまう人は、結局経営者の手のひらで転がされているだけなんですよね。。。
なので社畜の仲間入りをしていない限り、やりがいを説く会社に気持ち悪さを感じるのは、当然の心理かなぁと思います(´ ・ω・ `)
やりがいというのは一種の中毒
ちなみにやりがいというのは、一種の中毒みたいなものだと思っています。
山登りを想像してもらえると、伝わりやすいでしょうかね…!
辛い思いをして頂上まで登ることに快感や達成感を覚え、その感覚を味わいたくてまた山に登りたくなるという流れです。
(関係ないですが、ラーメン二郎をまた食べたくなる感覚も、山登りと同じ心理らしいですよ\(^o^)/)
そして仕事も、一度そういう快感(=やりがい)を見いだすと、それを求め続ける人生になりやすいんですよ。
もちろん辛さの果てに達成感を味わうことは、全然否定しません。
ただ、会社の都合で山を登らされて達成感を味わっていても、せいぜい振り返った時に「悪くなかった」と思うのが関の山です。
悪くなかった、では幸せになんてなれないんですよね(´ ・ω・ `)
やりがい中毒に陥っている人は、自分の好きなことを見つけられなくなるという点で、悪習をやめられない人とそんなに変わらないですよ。
やりがいを押し付ける人に従わないこと
それからたまに、やりがいを押し付けてくる人っていますよね。
「やりがいを持って仕事をしろ!」
とか言ってくる人たちです\(^o^)/
人にやりがいを押し付けるってあり得ない行為なんですが、その言葉に従ってしまう人も一定数いるわけです。。。
しかし、やりがいが最上級だと思っている人は、単純に自分の好きなことがわからないだけだと考えてください。
そしてやりがい至上主義の考えに従っていると、自分の好きなことを追求する道は閉ざされてしまうので、絶対に従わないことですね。
ちなみに本当に幸せに生きている人は、「やりがいを持て!」とは言わず「自分の好きなことをやれ!」と言ってきます。
よって従うのは、後者の意見をいう人だけにしましょう(`・ω・´)
好きなことをした方が稼げる時代
「好きなことをしていてお金が稼げるわけないじゃん!」
こういう考え方をしている人も、未だに多いみたいです(´ ・ω・ `)
しかしこれからは好きなことをした方が豊かになれるのは、もはや間違いないことです。
みんなが好きなことをやる社会の方が、低賃金の仕事も生まれずみんなが豊かになれますからね!
むしろ嫌な仕事を「やりがい」とか言いながら低賃金でやる人がいるから、いつまで経っても貧困な人たちが増えてしまうという理屈は、理解しておくべきでしょう。
ちなみにこの辺は以前別記事でまとめておりますので、よくわからないという方は読んでみてください\(^o^)/
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やりがいに気持ち悪さを感じるのは当然
「やりがい」という言葉に気持ち悪さを感じてきた人は、きっと僕だけじゃないと思うんです。
僕も今まで気持ち悪さの正体はわからなかったですし、多分自覚がないまま(抽象度の高い思考で)気持ち悪さを感じている人も多いはずです…!
やりがい自体を否定するわけではないんですけど、やっぱり心から楽しい仕事をしたいなら、やりがいという要素は考える必要は全くありません。
そして今やりがい中毒になってしまっている人がいたら、自分が好きなもの(だれにも評価されなくても続けられること)を追求してみてほしいですね(`・ω・´)
やりがい=いいものという固定概念は、ぶち壊してしまいましょう!
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