ハムスターを飼う際、最も悩む物の一つがケージ選びです。
どんなケージが過ごしやすいのか
このサイズだと狭くないのか
怪我のリスクはあるのか
etc…
悩むポイントは色々ありますよね…!
そしてハムスターを飼っている方の中には、市販のケージではなく衣装ケースを選ぶ方も多いです。
目立ったデメリットもないですし、衣装ケースの方が広く、ハムちゃんにも適していると感じます。
ちなみに僕自身も、専用ケージ(ルーミィ)から衣装ケースに変えた一人です\(^o^)/
飼っているのはジャンガリアンなので、ゴールデンより広さは必要ないものの、やはり既存のケージには狭さを感じていました。
そして衣装ケースに変えてみた結果、今までの倍以上広くなりましたし、物を置いても狭さを感じなくなったんです。
飼育環境に凝りたい方は、衣装ケースへのお引越しを検討する価値は高いと思います。
ということで、今回はハムスターを衣装ケースで飼育するメリットと、合わせて僕自身が使っている衣装ケースもご紹介していきます。
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衣装ケース選びのポイント
まずは個人的な衣装ケース選びのポイントをお伝えします。
(合わない方は、僕とは違う衣装ケースを選んだ方がいいかもしれません)
主に重視したのは、以下の3点です。
・広さは十分か
・脱走しにくいか(高さがある、凹凸が少ないなど)
・中の様子がちゃんと見えるか
他にも求めるものはありましたが、最低でもこの3つは欲しいと考えました。
イメージ的には、ハムスター用ケージに近いものという感じですね。
とはいえ、この条件を満たせる衣装ケースは意外と見つからず、衣装ケース探しには苦労しました。
ホームセンターや家具の有名店を回っても、いいのは見つからなかったんです…w
なので最終的には、通販で良さそうな衣装ケースを購入することにしました。
ちなみに僕が使っている衣装ケースはこちらです。(トイレは掃除で除けています)
アマゾンで購入した「アイリスオーヤマ キャリーストッカー」という商品なのですが、完璧ではないものの、割と理想に近い感じでした。
中もしっかり見えますし、広さもルーミィの倍以上あります。
回し車も背中が反らないよう、ジャンガリアンにとって少し大きめの17cmを買いましたが、写真の通りすっぽり収まっています。
なので通販で買うのは賭けではありましたが、結果的に大満足なお買い物でした∩(´∀`∩)
ただ、唯一不満を感じた点としては、車輪のところに出っ張りがあることです。
この部分ですね↓
出っ張りがあることで、齧って脱走されないか心配だったのですが、一応今のところ齧る気配は見せていません。
それに素材が結構固めなので、仮に齧り始めても1日で脱走されることはないはずです。
最悪アクリル板で壁を作ればいいので、それほど大きな問題ではないでしょう。
他の衣装ケースだと高さや広さに問題があったり、中の様子が見えなかったりするので、個人的にはいい買い物をしたと思っています。
ハムスターを衣装ケースで飼うメリット
ハムスターを衣装ケースで飼うメリットは、体感として以下の4つです。
1.広い
2.値段が安い
3.カスタマイズが簡単
4.軽い(移動や掃除が楽)
それぞれ簡単に解説を入れてみます。
1.広い
ハムスター用に売られているケージも、それなりに広くは作られています。
しかし、【巣箱・回し車・給水器・トイレ・お風呂・餌入れ・齧り木・季節対策用品】などなど、ハムちゃんのために入れたいものは結構多いものです。
ただ、これらを入れるとケージは手狭になっていきますし、子ハムを迎えた場合ハムスター自身も大きくなります。
なので市販のケージだと、どうしても狭くなってしまいがちなのです。
個人的にも狭さが主な理由となって、衣装ケースへの引越しを考えるようになりました。
今なんとなく狭さを感じているのであれば、衣装ケースを検討してみてもいいかもしれません。
衣装ケースにすれば、入れるか迷っていたハム用品も入れ放題ですよ\(^o^)/
2.値段が安い
衣装ケースは値段がかなり安いです。
そのため仮に失敗しても、再度買い直すこともできますので、お財布にとても優しいです。
なので高いケージや水槽に挑戦するより、衣装ケースを選択するのも一つかと思います。
ペットにお金をかけるのも大切なことですが、正直この部分で差は感じない(個人的には衣装ケースの方がいい)です。
質のいい衣装ケースを選んで、お金をかけるならご飯やグッズにしましょう。
3.カスタマイズが簡単
衣装ケースは素材がプラスチックなので、カスタマイズが簡単です。
僕もフタの部分に穴を開けて、金網を取り付けています。
人によっては正面から触れ合えるよう、フロント部分に扉を設置していたりもしますね。
と言っても素材は意外と固めなので、ハサミやキリだけだと結構重労働です。
(僕はそれでやりましたが…w)
本格的にカスタマイズしたいなら、はんだごてや糸鋸(いとのこ)などを用意しておくといいでしょう。
4.軽い(移動や掃除が楽)
衣装ケースは軽いので、持ち運びがものすごく楽です\(^o^)/
掃除をする際、ケージが軽いというのは結構助かります。
衣装ケースは特に軽いので、かなり大きなものでも掃除に支障は出にくいです。
変にガラスの水槽などを選ぶと、掃除の際に地獄を見るかもしれません。。。
初心者は衣装ケースを選ばない方がいいかも
冒頭にも書いた通り、僕自身は最初衣装ケースではなく、ルーミィというハムスター用のケージを選びました。
そのケージは今埃を被っているので、結果として勿体なかったかもしれませんが、後悔しているかというとそんなことはないです。
何故ならハムスターを飼い始めた際は、用意するべきものや飼育環境について、経験上の理解はない状態だからです。
もちろんネットで情報は得ていましたが、実際に自分で体験しないとわからないことは、想像以上にたくさんあります。
しかし、何も知らなかったとしても、ハムスター用ケージには必要な環境が始めから整っています。
少なくとも致命的な環境にはならないので、初心者ならではの失敗を回避することができるんです。
それに僕が買ったルーミィだと、正面からハムスターと触れ合えるので、早く仲良くなることができました。
(上から触れ合うと、恐怖を与えてしまいますので)
もし最初から衣装ケースで飼っていたら、多分仲良くなるのも遅くなっていたと思います。
そういう意味で、ハムスター用に作られたケージを利用するのは、初心者にはいい選択になるはずです。
※ルーミィに関する記事はこちらです
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ハムスターの衣装ケース飼育はおすすめ
ということで、今回はハムスターの衣装ケース飼育について、記事を書いてみました\(^o^)/
結論として衣装ケースで飼うのはおすすめなので、特に手狭さを感じている方は、ぜひ試してみていただきたいです。
ハムスターに詳しい方、詳しい友人がいる方であれば、始めから衣装ケース飼いを考えていいかもしれません。
水槽での飼育も気になりますが、コストやカスタマイズ性を重視する分には、衣装ケースが最強かなと思います。
もし衣装ケース飼いを検討しているなら、一度試してみることをおすすめしたいですね!