先行き不透明な今の時代、成長著しいIT企業への転職を考えている方も、決して少なくないでしょう。
僕自身も、自分が成長できる場として、IT企業への転職を選んだ一人です。
転職活動で色々な企業を見ましたが、企業の将来性や自身の成長という意味でも、IT業界は良い転職先だと感じました。
恐らくこの記事を読んでいる方も、きっと同じように感じていることでしょう。
そして転職活動をする上で、必要な資格について気になる方もいらっしゃるかもしれません。
なので今回は、IT企業で採用担当をしていた経験も踏まえて、IT企業への転職に必要な資格について書いてみます∩(´∀`∩)
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IT企業への転職で必要な資格
必要な資格については、ざっくり結論からいうと「そんなものはない」という答えになります(°_°)
何故ならIT企業の大半は、資格よりスキル(実務能力)を重視するからで、「現場で何ができるか」の方が大事だからです。
それからポテンシャルやチームワークも重視されやすいので、これまでの経験が占めるウエイトが大きいこともあります。
なので資格よりも、これまでの実績や実務経験、ポートフォリオを提示した方がいいわけですね。
ただし、好印象を持たれやすい資格はありますので、まずはその辺りをご紹介していきます。
好印象を持たれやすい資格
確実に好印象を持つのは、英語に関する資格です。
「TOEIC800点」とか書いてあると、採用に関わる人全員が好印象を持ちます。
その理由は意外なところにあると感じていて、英語が今後必要なことも確かにありますが、それ以上に「努力してきた証」という意味合いが強かったりもします。
英語はみんな学校で勉強してきたので、正直よくわからない資格よりも、自分ごととして捉えやすいですからね。。。
なので英語を使わなそうな会社であっても、英語に関する資格はアピールする価値は大きいと思います!
それから取得難易度が高そうな資格も、やはり好印象を持たれやすいです。
例えば秘書検定だったり一級建築士のような、IT企業とは関係ない資格であっても問題ありません。
実際の合格率は低くなくても、ある程度研鑽を重ねた人にしか取れない資格は、その人の評価に直結します。
総合的にいえば、自己実現に向けて努力してきた証拠として、取得した資格をアピールするのは効果的ですね!
目的意識のない資格取得はマイナス
今更言う必要もないかもしれませんが、目的意識のない資格取得はマイナスの印象となります。
俗に言う「資格マニア」的な人で、目的意識がはっきりしないほか、正直会ってきた印象として実務能力の低い人が多かったです。
(たまたまかもしれませんが…)
なので、よほど面白い理由がない限り、関連性のない資格取得はアピールしない方がいいと感じます。
考え方として、「何故この資格を取ろうと思ったんですか?」に回答できないものは、履歴書に書かない方がいいですね(°_°)
特にIT企業は、異業種より無駄を嫌う傾向が強いので、資格マニアに対する風当たりは一層強いと考えていいかもしれません。
もし資格マニアの過去を好印象に変えたいなら、過去の反省を伝えた上で、今明確な目標を持っていることをアピールしましょう!
未経験でも資格は不要
IT企業への転職に資格が必要だと考えるのは、恐らく業界未経験の方が多いと思います。
確かに丸腰で転職するより、何かしら勉強していることをアピールした方がいいのは間違いありません。
しかし、それは資格よりも実務に基づいたものでよく、どちらかというと「名より実を取る」タイプの方が好かれやすいです。
そもそも「未経験OK!」という求人を出している会社は、ほぼ確実にポテンシャル採用を視野に入れています。
これまで実績を挙げた経験があったり、頑張れる粘り強さがあったり、あるいは地頭が良ければ即戦力である必要もないです。
「この人は将来会社の戦力になってくれそうだ」と思われればいいので、転職のために勉強してきたこと、これまでの経験や実績をアピールしましょう!
資格取得者の応募はほぼない
他の会社ではどうかわかりませんが、少なくとも僕が採用で関わった中では、IT系の資格を持っている応募者は計3人くらいでした。
応募者の母数は、合計して400〜500人くらいなので、割合としては1%以下になります\(^o^)/
これは職種や会社にもよるでしょうが、そこまで大きくは変わらないはずです。
それから資格を持っている人を見た印象も、正直ほとんど何もありませんでした。
持っていても「おっ」とはならなかったですし、それよりもこれまでの経験や、あるいは人柄とかの方が大事になってきます。
もし応募に資格が必要だと考えているのなら、その必要はないことをお伝えしたいです( ^ω^ )
まずは求人に目を通してみよう
IT業界は当たり外れも大きいですし、肌に合う合わないも結構あります。
なので求人にじっくり目を通し、いい会社がないか吟味することも大切です。
焦るとブラック企業を掴まされる可能性もありますしね(°_°)
なのでまだ転職活動をされていない方も、とりあえず転職サイトに登録して、IT系の求人を眺めることから始めてみましょう。
(おすすめはリクナビNEXTです)
そしていい求人が見つかったら、すぐに履歴書・職務経歴書を作成し、応募だけでもしてみてほしいです。
経歴はそれほど立派でなくても、「まずは会ってみよう」と考える企業は多いので、尻込みする必要はありませんよ!
転職エージェントを活用するのも手
それでも不安が拭えないという方は、転職エージェントを活用しての転職活動もおすすめです。
転職エージェントというのは、転職の相談から仕事の紹介までしてくれるサービスで、求職者は全て無料で利用できます。
大きなメリットとしては、あなたの代わりに転職先を探してくれることと、企業側にある程度条件の交渉をしてくれることです。
また、企業側が求職者のことをある程度知った上で面接となるので、変に尻込みする必要もなくなります。
IT企業への転職であれば、元々IT専門かつ転職決定人数が最多を誇るワークポートがおすすめです!
「IT企業への転職で必要な資格はない」が結論
ということで、今回はIT企業への転職と資格について、記事にしてみました!
結論を改めて言うと、IT企業への転職に資格は必要ないですね\(^o^)/
資格取得を進めるより、むしろ早めに求人を見始めた方が、きっといい転職先が見つかると思います。
IT企業で働きたいという気持ちが強いのなら、未経験OKの求人を中心に、働きたいと思える会社を探してみてください!
IT企業への転職ならリクナビ&ワークポート