ハムスターはどの種類もすごく可愛いですが、その中でもドワーフハムスターの一種、ジャンガリアンハムスターはとても人気です。
小さくて可愛く、そして人にも慣れやすいため、ジャンガリアンを飼いたいという方はかなり多いでしょう。
僕もゴールデンもかなり好きなのですが、なんだかんだ一番はジャンガリアンなんですよね∩(´∀`∩)
というわけで、今回はジャンガリアンハムスターの飼いやすさや注意点について、細かく書いていければと思います。
これから飼いたいと考えている方は、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!
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ジャンガリアンハムスターは飼いやすい?
まずジャンガリアンハムスターは飼いやすいのか?という点について。
これに関しては、間違いなく「飼いやすい」という回答になりますね!
ハムスターは全般的に飼いやすいのですが、特にジャンガリアンは飼いやすいです。
賢さ・慣れやすさに比重を置くならゴールデンですが、総合的な飼いやすさでいえば、やはりジャンガリアンに軍配が上がりますね。
もちろんハムスター以外の犬や猫などの動物と比べても、かなり飼いやすいペットと言えるでしょうね!
ジャンガリアンハムスターが飼いやすい6つの理由
では何故ジャンガリアンハムスターは飼いやすいのかという点について、ここからは解説をしていきます。
以下のような要素を求めている方は、まさにジャンガリアンは理想のペットになるはずです( ^ω^ )
これらを全部で6つの項目に分けてご紹介しますね!
大人しく人に慣れやすい
ジャンガリアンは非常に大人しく、人に慣れやすい種類のハムスターです。
同時に臆病な性格でもあるため、飼い始めはなかなか顔を出してくれませんが、徐々に人に慣れてくれます。
(個体によっては、始めから慣れてくれることもあります)
ハムスターは犬や猫のように、人に懐く動物ではないので、触れ合いを楽しめる要素は少ないです。
ただ、手乗りでご飯を食べてくれたり、手の中で眠ったりするようにはなりますので、それだけでも十分癒されますね∩(´∀`∩)
慣れやすさで言えばゴールデンと言われているものの、ジャンガリアンもすごく慣れやすい種類ですよ!
臭いが少ない
ジャンガリアンは小さいハムスターなので、臭いがかなり少ないです。
尿が臭うので、掃除をしないと臭いがきつくなったりもしますが、ちゃんと掃除をしていればあまり気にならないでしょう。
お風呂(砂)を入れておけば、砂遊びで自分の体を綺麗にしますので、体から臭いを発することも少ないです。
哺乳類のペットの中では、トップレベルで臭いのしないペットでしょうね…!
ちなみに掃除の際にヒノキアの消臭剤も使うことで、臭いの少ない環境を整えやすくなりますよ!
飼育費が安い
言うまでもないかもしれませんが、ハムスターは飼育費が相当安く済みます。
まずハムスター用品を一式揃えるのも、ジャンガリアンなら大体1万円前後くらいです。
改造した衣装ケースで飼う場合や、床材や巣箱を自前で作れる環境にあれば、3,000円〜5,000円程度で揃えられると思います。
そして毎月にかかる費用も、餌代・床材・トイレ砂で月2,000円〜3,000円くらいで、他のペットに比べたらかなり安いんです。
更にジャンガリアン自身も、500円〜3,000円程度で購入することができます。
1,000円ちょっとでも、生後1ヶ月ほどの仔ハムを買うことができますので、購入費用もかなり安いんです。
(ノーマルの仔で、大体1,000〜1,500円くらいですね)
ペットである以上、個人的にはもう少し高くてもいいかなぁとは思いますが…(°_°)
ただ、経済的な理由でなかなかペットを買えない方も、ジャンガリアンなら無理なく飼うことができますよ!
小さなスペースで飼える
ハムスターは小動物の中でも、かなり小さなスペースで飼うことができます。
そのため大きな住まいでなくても、十分飼うことができるんです。
ペット可であれば、小さなアパートとかでも問題ないでしょう。
なので犬や猫、うさぎなどを飼えなくて悩んでいる方は、ハムスターを検討してみるのもいいと思います。
特にジャンガリアンは大きなケージも必要ないですし、ペットとしてとても癒されますからね…!
ネット上に有益な情報が多い
ジャンガリアンを買っている方は、世の中にたくさんいらっしゃいます。
そのためネット上にもたくさん情報があり、わからないことがあっても調べればすぐ答えにたどり着けます。
飼育方法についてはもちろん、「少しハムちゃんの様子がおかしい…」と思った際も、過去に同じ経験をした人が見つかりやすいんです。
なので初めてジャンガリアンを飼う方であっても、飼育慣れしている人の情報を得ながら飼えるのが嬉しい点です。
世話がそれほど必要ない
ハムスターは他のペットほど世話をしたり、遊んであげる必要はありません。
「世話が必要ない」というと、少し語弊があるかもしれませんが、そもそも人間に構われるのがあまり好きではない生き物なんです(°_°)
むしろたくさん撫で回したり、過度に一緒に遊んだりするのは、かなりのストレスを与えてしまいます。
なので家にいつもいて、たくさんペットと触れ合いたい方には、あまり向かないペットでもあるんですね。
ただし逆に言えば、一人暮らしの学生や社会人でも飼いやすいペットと言えます。
時々お部屋を散歩させたりはしてほしいですが、忙しい人でも飼える数少ないペットが、まさにジャンガリアンなどのハムスターなんです。
ジャンガリアンハムスターを飼う際の注意点
次にジャンガリアンを飼う際の注意点をまとめていきます。
ハムスターは値段も安く、ある意味気軽に飼えてしまう動物ですが、命の重さは他の動物と変わりありません。
大切に飼う上ために、注意点もしっかりと確認しておいてくださいね!
基本は多頭飼いをしない
ジャンガリアンの多頭飼いは、基本的にNGとなります。
一部の種類を除き、ハムスターは縄張り意識が強く、基本単独で生活をします。
そのため、同じケージで複数匹飼ってしまうと、突然大ゲンカをしてしまったり、共食いをしてしまうことがあるのです。
例外として、生まれたばかりの仔ハム同士であれば、1ヶ月くらいは一緒に飼っても問題ありません。
(まだ縄張り意識が芽生えてないからです)
また、小さな頃から一緒にいたジャンガリアン同士であれば、生涯仲良く生活することもあるそうです。
そのため、一概に多頭飼いを否定できない部分はあります。
ただし、今まで仲良く暮らしていたジャンガリアン同士が、ある日突然大ケンカをしたり、共食いしてしまうケースも珍しくありません。
多頭飼いは常にリスクが付きまといますので、一緒に眠ったりご飯を食べてる姿は可愛いですが、基本的にケージを分けて飼育することがおすすめですね(°_°)
ストレスに弱い
ジャンガリアンに関わらず、ハムスターは非常にストレスに弱い生き物です。
迎えてすぐに人間がずっと見ていたり、普段から大きな物音を立てて生活したりすると、ストレスを感じてしまいます。
他にも運動できる環境がなかったり、隠れられる環境がないというのも、ストレスの原因になりますね。
そしてストレスは様々な病気のもとになりますので、ぜひストレスがかからない環境を考えてあげてください。
食べさせてはいけない食べ物を知っておく
ハムスターは雑食なので、人間が食べているものを食べさせることができます。
なので自分が食べるご飯を少しあげる方もいらっしゃいますが、実はハムスターに食べさせてはいけないものがあるのです。
それらを知っておかないと、ハムスターが病気になったり亡くなってしまう原因ともなりますので、注意しておくようにしてください。
ちなみに食べさせてはいけない食べ物は、以下のようなものです。
・コーヒー
・ネギ、タマネギ
・ニラ
・にんにく
・ジャガイモ(皮、芽)
こういったものは、間違っても食べさせないようにしましょうね(°_°)
それから野菜でも水分が多いと、下痢担ってしまう可能性がありますので、あげる際は水気をしっかり取るようにしてください。
暑さ・寒さに弱い
ジャンガリアンは変温動物ではないですが、体温調節が苦手な動物ですので、暑さ・寒さ対策はすごく大切です。
暑さで熱中症になったりもしますし、寒すぎるとすぐ疑似冬眠に入ってしまい、亡くなる確率が非常に高くなります。
なので冷暖房で温度調節をしたり、風通しを考えることや、ペットヒーターや暖かい床材などの使用を検討するのがいいでしょう。
繁殖などを考えていないのであれば、大体20〜25度あたりを保つようにすると、ハムスターにとって過ごしやすい環境になりますね。
寿命が短い
ジャンガリアンの寿命は2〜3年と、人間の一生に比べたらとても短いです。
一緒にいられる時間が短いので、迎えたと思ったらすぐにお別れがやってきてしまいます。
そのため、また新しい子を迎えても早い周期で別れが訪れ、ペットロスがとても辛いです。。。
ペットロスはどのペットでも避けられないですが、飼うなら予め覚悟しておいた方がいいでしょうね(´ ・ω・ `)
噛まれやすい
ハムスターはほとんど噛まない動物ですが、ジャンガリアンは割りとよく噛みますw
よほど怖がらせなければ、本気噛みはしてきませんが、最初の方はよく噛まれることもあるかもしれません(*_*)
ただ、叱って改善するわけではありませんので、噛まれても「怖がらせてごめんね」と優しく見守ってあげる気持ちが大切です。
ストレスを与えたり、怖がらせるようなことをしなければ、徐々に噛まなくなってくると思いますよ!
トイレを覚えない個体も多い
ジャンガリアンはゴールデンと違い、なかなかトイレを覚えてくれません。
巣箱の近くにトイレを設置したり、普段おしっこをする場所に設置すれば、割とトイレでしてくれるようにはなります。
ただ、それでも他の場所でトイレをしたり、中には全くトイレを使わず至る所で粗相する子もいるものですw
なので基本的にトイレを覚えなくても臭わないよう、掃除をこまめにしてあげるようにしてください。
ジャンガリアンはとても飼いやすいペット!
ということで、今回はジャンガリアンハムスターの飼いやすさや注意点について、解説をしてみました!
ジャンガリアンはとても癒される上に、手間や費用もかかりにくいため、とても飼いやすいペットだと思います(`・ω・´)
ジャンガリアンを飼いたいという気持ちがある方は、ぜひお迎えしてみてほしいですね!
もちろん気軽に飼っていいわけではありませんが、必ず「飼ってよかった」と思えるはずですよ( ^ω^ )
※飼育環境についてはこちら
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