最近起業を考える学生が、少しずつ増えてきている気がします。
中には安易な気持ちで、起業を考えている人もいたりするんですが(°_°)
それでも個人的には、以前より起業を考える人が増えていることに、嬉しさを感じています。
僕が学生の頃はみんな就職しか考えていなく、新卒で起業するのは僕しかいませんでしたから。。。
ちなみに日本人は、起業に対して「失敗したらどうするの?」みたいに、リスク先行で考える人が多いと感じます。
中には「起業するならサラリーマンで経験を積んでから…」みたいに考える人もいますが、僕は完全に逆だと思います。
何故なら若者の起業はほぼノーリスクなのに対し、中高年の起業は経済的リスクが高くなりやすいですからね。
結婚して子供がいたら、むしろ起業なんてできない人がほとんどでしょうから、ぜひ若いうちに起業を経験してみてほしいんですよね。
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起業のリスクは意外に少ない
学生の頃周りに起業すると言っていたとき、周りから「怖くないの?」みたいに言われることが結構ありました。
要はリスクが大きいと考えているわけですが、若いうちの起業リスクって実は思っているほどないんです。
まず若いうちなら、失敗しても借金まみれになることはほぼない(まず借金ができない)ですし、多少の借金なら身を粉にして返していくエネルギーもあります。
更にその後の就職に関しても、起業した経験があると高く評価されますし、僕自身も今まで4社応募で全て内定までたどり着きました。
就職関連で唯一のリスクは、メガベンチャー以外の大企業に就職出来なくなることですが、起業するような人はそういう会社に興味ないと思います。
最も気をつけるべきは精神的なダメージくらいで、人生が破綻するようなリスクはないことを伝えておきたいですね。
そもそも若いうちは借金なんてできない
起業=借金というイメージが大きいので、借金に関して少し深堀りしていきます。
冷静に考えると見えてくるものですが、そもそも若いうちに借金するって相当難しいんですよ。
まず借金するためにはビジネスアイディアも大切ですが、それ以上に「担保」が必要になってきます。
親が資産家でもない限り、若いうちは担保となる資産もなければ返していける保証だってありません。
なので若い起業家はお金を借りたくても借りられないというのが、実際のところなわけですね。
僕も銀行など色々回りましたが、やはりどこも貸してくれなかったですし、「若い起業家の信用なんて、ニートと同じくらいだからね」と言われたことすらあります。
最終的にちょっぴりグレーな方法で、消費者金融から借りる形で資金調達をしましたが、それでも100万円程度が限界でした。
ちなみに「数千万円出資してもらった」という話もありますが、それは文字通り投資家に「出資」してもらった形なので、別に借りたわけではありません。
(貸借契約をするわけではなく、出資者が株主になります)
つまり大金を出資してもらうことは可能ですが、借りることはほぼ不可能なので、借金地獄に陥る可能性はないと考えていいでしょうね。
起業して学べることは圧倒的に多い
若いうちに起業して感じることは、やっぱり学ぶべきことの多さだと思います。
何せ会社法から税金関係の勉強、そして社会人としての基礎〜応用も自分で学んでいかなければなりません。
それに自分がトップになれば、社会的地位の高い人と交渉するような機会も増えますから、ビジネスマナーやセールス力もハイレベルなものが必要です。
もちろん最初は全然できませんから、失敗から多くのことを学んでいくわけですが、、、
ただ、この過程で得られるものって、普通にサラリーマンとして働くより圧倒的に多いです。
なので一度起業を経験すれば、仮にうまくいかなかったとしてもその後のサラリーマン生活で大きな実績を出しやすくなります。
ルールの違いで最初は戸惑うにしても、精神力やビジネス力が周りとは段違いですから、そこで成り上がっていくのは時間の問題でしょう。
むしろ起業しない方がリスクだと思えるくらい、起業から学べることは多いんですね。
起業はやってみると簡単にできる
起業への大きな壁の一つに、「そもそもどうやって始めればいいかわからない」というのもありますね。
個人事業主ならともかくとして、会社設立となるとハードルが高く感じられるものです。
確かに登記や会社法に関する知識は必要になりますし、正直かなりめんどくさいですw
ただ、今はインターネットがありますから、なんだかんだ調べながら進めていけます。
登記の記入も、わからない箇所は法務局や税務署で質問できますし、案外適当に書いても大丈夫だということもわかりました\(^o^)/
それにお金の余裕があれば、登記の代行サービスを利用することで、設立のストレスもかなり減らせると思います。
ちなみに会社設立は一度経験すると、2社目を作る際や起業し直す際の心理的抵抗は、相当少なくなるものです。
それは「手続きは案外簡単」であることが、自身の経験でわかるからに他なりません。
なのでやってみないとわからない部分はありますが、これから起業する人も「手続きは案外やればできる」ことは知っておいてほしいですね。
若いうちに起業しよう
日本ほど起業家が少ない国も珍しいわけですが、逆に言えばライバルが少ないので、競争率はそれほど高くないとも取れます。
景気はあまり良くないですし、決してうまくいく確率が高いわけではないのですが、、、
ただ仮にうまくいかなくても豊富な経験が積めますし、いずれにしてもメリットしかないと感じています。
なので若いうちに起業しようと考えている人は、周りの意見に惑わされず、ぜひチャレンジしてみてほしいですね!