全てをポジティブに考えよう!
感謝、感謝、感謝!
うちの会社でもそうですが、こういう「ポジティブなのが正解!」みたいな考え方って、結構蔓延している気がします。
僕もポジティブ思考がいいと思いますし、基本ポジティブシンキングなタイプです。
ただ「全てポジティブに」みたいな話を聞くと、ちょっと違うかなとも思っています。
こういうポジティブ幻想って、果たしてどうなんでしょうね。
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真のポジティブはネガティブを無視したら生まれない
僕はネガティブ要素を無視していると真のポジティブは得られないと思っています。
そう思ったきっかけは、会社を辞めて自由に生きたいと思っているのに、会社員でいることをポジティブに考え過ぎて、いつまでも会社員を続けている友人でした。
「安定して給料をもらえる状況に感謝すべき」と言っていますが、話を深掘りしていると「会社を辞めて独立したい」という本心が出てきます。
この現状で会社員を続け、それを無理やり肯定し続けるのは、自分に言い訳することになってしまいますよね。
僕も今彼と同じ考えは持っていますが、会社員を続けることに対しては、あえてものすごくネガティブに考えています。
なぜならそのネガティブ要素を解消しない限り、僕が本当に望む結果は得られないからです。
余計なポジティブ思考は、ただの楽観主義になり兼ねないので、僕はネガティブな感情も決して無視しないようにしています。
ネガティブな気持ちが生まれたら、ポジティブに変えるチャンス
ネガティブ思考が生まれた時、それはポジティブに変えるチャンスです。
ただそれはさっきの「会社員もいいよね!」と無理やり納得するのではなく、「これは会社員を辞めろという暗示だな!」と、ネガティブな要素を排除する方向に向けるべきでしょう。
その上で「自分にならできる!」という風に、前向きな方向に進んでいくことが大切です。
(間違っても「会社を爆破してやろう!」みたいには思わないでくださいね 笑)
僕は本当にポジティブな人は、
・長期で続くネガティブ要素は、ポジティブに排除
こういう思考や行動をしているよなぁと思っています。
後者をポジティブ変換している人は、恐らく人生の後半で大きく後悔することになるでしょうね。
会社のポジティブ洗脳は、辞めさせないための戦略
それからあなたの会社でも、とにかくポジティブシンキングを勧めてくるかもしれません。
そういう会社では、仕事に対するネガティブな要素を無理やり潰して、退職のリスクをなくす戦略もあると思います。
こういう社風にしておけば、ネガティブな気持ちになっている人を、ポジティブな同調圧力で押し留めることができますからね。
(今会社にいることが苦しいと少しでも思っている人は、注意した方がいいでしょうね)
僕も一度、とある理由で退職を考えていることを社長と上司に伝えた時、現状をポジティブに捉えるよう言われましたが、その通りにしてもどこか自分に嘘をつくことになり、内心どんどん苦しくなっていくのが目に見えています。
僕はその言葉を言われながら、「あぁ、この会社にいたらいつか後悔するな」と思って、副業を本格的に始めることを決意しました。
会社のポジティブ洗脳に従うのはいいと思いますが、その中で心から楽しく働けていないのであれば、自分のネガティブ要素に目を向けなければならないでしょうね。
真にポジティブになりたいなら、ネガティブにちゃんを向き合おう
本当にポジティブな人は自然にやっていることですが、無理やりポジティブに考えようとしている人は、自分に嘘をついてしまったり、ただの楽観主義になりがちだと思います。
真のポジティブ思考を得たいなら、ネガティブな気持ちに蓋をし続けることが絶対にやめた方がいいでしょうね。
ネガティブ要素に向き合い排除すればポジティブになれるのは、よくよく考えれば当たり前のことです。
ちゃんとネガティブにも向き合って、その上でネガティブ要素をポジティブに変換する勇気を持ちましょうね。