つい先日、胸糞漫画として有名な「RAINBOW-二舎六房の七人-」を全巻読んでみました!
正直気分が悪くなるような漫画は好きじゃないんですけど、友達からの
「そこまで胸糞悪い漫画じゃないよ(`・ω・´)」
という声を信用し、読んでみることにしたのです\(^o^)/
そしてその言葉は、半分嘘だったのですが…w
しかし最終的には、「本当に読んでよかった」と思える素晴らしい漫画でした!
なのでこの漫画の魅力を、ここではネタバレしない程度にお届けしたいと思います∩(´∀`∩)
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戦後の時代模様と男たちの友情を描いた名作漫画
この漫画は戦後の時代に少年院へ入れられた、7人の男たちが織り成すアツい友情の物語です!
冒頭で6人の少年たちが、湘南特別少年院の二舎六房に入れられる場面と、そこにいた桜木六郎太(アンチャン)に出会うところからこの物語はスタートします。
そしてこのアンチャンというのが、まさに男の中の男という感じで、セリフや行動がいちいちカッコいいんです!
他の6人も、アンチャンの男らしさに少しずつ影響を受けていき、アンチャンの元7人の結束は強固なものとなります。
始めは喧嘩や裏切りがありつつも、最終的にこの7人の結束は永遠に続くものとなり、出所後もお互いを支え合う関係となるのです。
何の力も持たない少年院上がりの青年たちが、戦後という厳しい時代を生き抜く中には、壮絶なドラマや人間模様が待っています。
内容には触れないでおきますが、どこのシーンを切り取っても面白く、続きがとにかく気になる内容でした(`・ω・´)
前半はまさに胸糞漫画そのもの
ここまでだと普通の青年漫画っぽいですし、胸糞漫画と呼ばれる要素を感じられないかもしれません。
しかしこの漫画は噂通り、やはり読むのを少し後悔するほど胸糞悪い展開が待っていました(°_°)
特に前半は、まさに胸糞漫画そのものと言った感じですねw
何せこの漫画に出てくるキャラクター、カッコいい人物もたくさん出てきますが、反対に悪人を絵に描いたような人物もたくさん出てきます。
その悪い人物の欲望や思惑に、二舎六房の仲間たちやその家族が巻き込まれていくのです。。。
二舎六房の7人も知恵と勇気を振り絞って抵抗しますが、力もなく弱い立場のため、我慢するしかないという展開も多く待ち受けています。
そのため、すごく感情が揺さぶられる内容になっており、漫画を閉じるたびなんとも複雑な気分にさせられます(´ ・ω・ `)
なので鬱展開に耐性があったり、「むしろ大歓迎」という方にだけ、おすすめできる漫画ではありますね…!
後半はスカッとする展開もあり
しかし二舎六房の面々も、いつまでもやられっぱなしではありません。
それぞれの夢や目標に向かって這い上がっていく過程で、少しずつ力をつけていきます。
そして少しずつ理不尽に対抗できる力を持ち、読み手がスカッとするような展開も多くなってきます。
これ以上書くとネタバレになってしまうので控えますが、後半は今まで通り胸糞続きではないということだけ伝えておきたいです。
最後は爽やかな気持ちで終われる漫画ですし、内容の面白さからいっても、絶対に読んで損はない作品と言えるでしょう。
逆に胸糞かつ救いのない物語を希望なら、少し合わない漫画かもしれませんね(°_°)
男性だけでなく女性にもおすすめできる
一応男性向けに書かれた漫画ではありますが、登場人物が(見た目も中身も)カッコよかったり、複雑な恋愛模様も描かれているため、割と女性ウケもする漫画だと思います。
少女漫画のそれとはまた違いますが、男性目線で結構楽しめるかなぁと…!
それに女性の中でも少年漫画が好きな方も多いので、そういう方は普通に楽しめそうですね( ^ω^ )
ただ、この漫画には女性が酷い目に遭う描写もあるため、男性以上に不愉快な気持ちになることは間違いないです。
それほど多いわけではないですが、苦手な方は避けておいた方がいいでしょうね(°_°)
漫画としては非常に面白いので、そこが特別苦手でなければ女性の方でも読んでみる価値はあると思いますよ!
読んでよかったと思える漫画
というわけで、今回は「RAINBOW-二舎六房の七人-」を読んでみた感想でした!
友人に促されるまま全巻読んでみましたが、始めは胸糞展開が多くて憂鬱な気持ちになったものの、最終的には「読んでよかった!」と思える名作でした(`・ω・´)
底辺から這い上がろうとする姿には胸を打たれますし、人間心理の複雑な描写にも色々なことを考えさせられました。
この奥深さが、人気漫画として語り継がれている理由なんだと思います!
もしまだ読んだことのない方がいらっしゃれば、この機会にぜひとも読んでみてくださいね( ^ω^ )