誰かから贈り物をいただいたとき、嬉しい気持ちも大きい反面、「これってお返ししなきゃだよね…」と頭を悩ませてしまうこともあると思います。
どれくらいの金額でお返ししていいかもわかりませんし、そもそもお返しが必要なのかどうかも悩みポイントになります(*_*)
こうした贈り物をいただく機会って、意外とありそうでないものですから、周りの人に聞いても意外と知らなかったりするものです。
ということで今回は贈り物をもらった際のお返しについて、わかりやすくまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
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贈り物をもらったら、お返しは必要?
そもそも「もらったものに対してお返しは必要なのか」という疑問が生まれると思いますので、まずはこちらから解説していきます。
これに関して結論から言えば、お返しは必要という答えになります。
会社の人や取引先、ご近所付き合いなどは当然として、親しい間柄であってもお返しはきちんとした方がいいですね。
例外として退職祝いなど、もう関わりがなくなる場合にお返しをしない例は多いですが、本来はこの場合もお返しをするのが望ましいです。
する必要がないといえばないのですが、今後どのようなところで繋がるかわかりませんから、相手にいい印象を与えて間違いはありません。
なのでいただき物をもらった際には、必ずお返しをするように心がけましょう。
いただいた贈り物よりも安めのお返しを
ただし、いただいたものと同等かそれ以上のものを返すのは、逆に失礼にあたります。
お中元・お歳暮などは同等のもので問題ありませんが、お祝いでもらったものや香典に対するお返しなどの際は、いただいたものよりも安めのお返しをするのがマナーです。
金額に関しては、基本的に半返し(1/3〜半額程度で返すこと)を心がけていれば、まず間違いないでしょうね。
ちなみに安めのお返しをする理由ですが、相手の贈り物に対して同等の返礼をしてしまうのは、相手の気持ちを無下にする行為だからです。
自分ごとで考えてみても、こちらは相手を思いやる気持ちで贈り物をしたのに、同等のものを返されたら複雑な気持ちがしますよね…!
場合によっては「こっちの贈り物は必要ないってこと!?」「もう二度と贈り物なんかしない!」となり、人間関係がこじれてしまう可能性もありますので、同等の返礼は控えるようにしてください。
半返しよりも安いものはNG?
いただいたものよりも安ければいいということで、半返しよりも安いお返しを検討することもあるかもしれません。
これに関しては、世間的に半返しがマナーになっている分、基本的には控えた方がいいです。
ケチなどのマイナス印象がついてしまうと、その後の付き合いに影響が出てしまいますからね。。。
しかし、親しい間柄の場合であれば、特に半返しに捉われなくても構いません。
例えばお食事の席に招くなど、金額は半返しに及ばなくても、お返しの気持ちがきちんと伝われば問題ないことが多いです。
またこちらから贈り物をする機会もあるはずですので、その際以前いただいたものと同等のものを贈れば、良好な関係が築けるかと思います。
お返しをする時期に関して
贈り物をもらった際は、いつお返しを贈るのかも重要なポイントになってきます。
贈る時期に関しては、基本的に早い方がいいとは言われているものの、早すぎても相手に違和感を感じさせてしまうものです。
極端な話、贈り物をいただいた当日にお返しをしてしまえば、「予め用意していたのか」「適当に選んだんじゃないか」「無理してお返しを用意したのだろうか」と、何かしらの誤解を招いてしまうかもしれませんからね…!
なのでお返しをする際は、1週間前後を目安にするのがいいでしょう。
それくらいが早すぎず遅すぎずで、ちょうどいいタイミングになります。
もし早く贈る場合には、「少し早いのですが…」と前置きをしておくと、余計なトラブルが防げると思います。
逆に忙しくてお返しができない場合も、できれば2週間以上は時間を置かない方がいいです。
遅くなればなるほど、相手は不満を募らせることになってしまいますし、お互いの関係がこじれる結果に繋がるかもしれません。
1ヶ月を過ぎたら、完全にアウトだと思っていいでしょう。
今は通販でもお礼の品は購入できますから、ぜひ早めの注文をおすすめします。
お返しは何を贈ればいいの?
実際にお返しをする際、何を贈ればいいかも結構悩ましいポイントになってきます。
親しい間柄であれば、相手に合ったものを贈ればいいのですが、表面的な付き合いの際は相手が何をもらったら嬉しいかなんてわかりませんからね。。。
なのでその際には、無難にカタログギフトを贈るようにしましょう。
カタログギフトであれば、相手がリストの中から好きなものを選べるため、選ぶ側も楽ですしもらった方も嬉しいです。
更に香典返しなど金銭に対するお礼をする際、現金や金券でお返しをするのは失礼に当たりますが、カタログギフトであれば失礼にはあたりません。
(ご年配の方など、中にはカタログギフト=金券と捉える方もいるそうですが、実際は稀だと思います)
お返しを贈る側もにとっても、もらう側にとっても、カタログギフトは最も嬉しい送りものになるでしょうね!
カタログギフトでも気持ちを伝えられる
個人的に贈り物というのは、気持ちを伝えることが最も大切だと考えています。
その点カタログギフトというのは、少し気持ちを伝えにくいツールのようにも感じられます。
しかし、カタログギフト自体が思いやりを感じさせる場面も多いですし、近しい間柄なら相手の好みに特化したカタログギフトを贈るのも手です。
例えばスイーツが大好きな家庭なら、有名店のスイーツが多く載っているものを選ぶことができます。
あるいは「ゆっくり休んでね」の気持ちを込めて、温泉旅行などが多く載っているものも贈れますよね…!
カタログギフトは決して安直な手段ではなく、きちんと気持ちを伝えられる素敵なギフトなのです。
お礼の気持ちをかたちに
ということで、贈り物をもらった際のお返しについて、今回ご紹介してみました!
最後簡潔にまとめますと、基本は半返しをベースに、相手が喜ぶものを早めに贈れば問題ないかと思います。
お返しの品が思い浮かばなければ、カタログギフトを選択するのが望ましいですね∩(´∀`∩)
お礼の気持ちを伝えることが最も大切なので、相手のことを思いやりながら、ぜひ素敵なお返しを選んであげてください。