これはすごく個人的な考えなんですけど、、、これからIT会社の営業職がどんどんなくなる気がしてるんですよ。
そう思い始めた経緯としては、前職で勤めていたIT企業が、営業よりエンジニア(システムエンジニア)採用に力を入れ始めたことがきっかけでした。
営業職が明らかに足りないのに、それでも営業を採用せずエンジニア採用に舵を切る光景を見て、IT企業に営業職は必要ないのかもなぁと感じたのです(°_°)
プロダクトがしっかりしていて、マーケティングさえちゃんと打てれば、わざわざ営業が売り歩く必要もないですからね。。。
特にIT企業では、そういう流れが真っ先に来るかもしれません。
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IT職の営業が占める割合は減っている
このエンジニア重視の流れは、当然前職だけに起こっているわけではないです。
有名な大手IT企業も、今は営業よりエンジニア採用に力を入れていて、どんどんプロダクト開発を進めていってます。
むしろうちの会社が、こういう先人たちを真似して、開発の方に力を入れ始めた感じですねw
エンジニアが稀少人材のため、囲い込みたいという意図もあるかもしれませんが、、、
それよりもこれからの時代に向けて、新しい企業の形を作っていっているのだと思います。
昔は商品を売る営業マンがいないとキャッシュが回らなかったですが、これからはネット上で売れる優秀なマーケ担当がいれば、そこは解決できますからね。。。
だったらいいサービスを作って、いいプロモーションを打つことに注力した方が、営業をたくさん抱えるより効果的という判断なのかもしれません。
IT企業にて営業職はなくなる…?
ちなみに営業職は、「なくなる」という意見もあれば、「なくならない」という意見もありますよね。
営業畑出身の僕としては、やっぱりなくならない方に一票入れたいところ(°_°)
ただ、IT企業に限っていえば、営業職がいなくなる会社も出てくるんじゃないかなぁと考えています。
お客様対応の人員は必要だとしても、最低限の人数がいればよくて、結局は営業という名のカスタマーサポートになりそう。。。
少なくとも作った商材をガンガン売っていくのは、営業マンの仕事ではなくてマーケターとAIの仕事になると想像しますね…!
営業よりエンジニア中心の会社に
では営業が大量にいなくなって、その後そういう人材を抱えるかというと、やはりエンジニアです。
前職でも「エンジニア集団の会社にしたい」という話をしていて、サイバーエージェントやメルカリなどの大手IT企業なんかも、そういう方向に進んでいる感じがしますね。
エンジニアをたくさん抱えるのは、なかなか難しい側面はあるものの、成功すればプロダクトの開発がどんどん進んでいきます。
社内で新しいサービスもどんどん生まれ、企画をする人やディレクションをする人、マーケティングを打つ人が優秀であれば、会社は大きく成長していけるのです。
あとの仕事は「守備」になってくるので、可能な限りITで済ませたいという意思もあるでしょうし、営業がガンガン売って成長するという構図もあまり想像できません…!
きっとIT企業の多くは、エンジニア中心の会社を目指していくんじゃないかというのが、個人的に予想していることです。
営業をしたい人は、IT企業を選択しない方がいい
一方、営業という仕事が完全になくなるとも考えにくいですし、残る業界は残ると思います。
人と人との繋がりというのは、どの時代も大切ですからね…!
押し売り営業はどんどん通用しなくなりそうですが、売り込まず感謝されながら結果を出せる営業マンは、生き残っていけるんじゃないかなぁと。
ただ、そういう方だからこそ、IT企業に営業として入るのはおすすめしません。
会社はエンジニア中心で回っているので、営業で入ってもそれほど活躍の場はない可能性が高いからです。
会社によっては、訪問した方にだけサービスを説明する、インサイドセールスのポストがあって、楽しく営業ができるかもしれませんが、、、
それでも基本的には、営業というよりお客様対応に近いポストなので、営業が好きな方はきっと飽きてしまうでしょう。
バリバリ営業をやりたいという方は、保険や不動産など、人の繋がりで売れるものに取り組んだ方がいいかなぁと思っています。
IT企業の営業職は、なくなると思っておこう
IT企業の営業職が本当になくなるのか、未だ知る由はありませんし、もちろん全ての会社でなくなることはないでしょう。
しかし営業が不要になる可能性は、数ある業種の中でも一番高そうですし、営業をやりたい方はわざわざIT企業を選ぶ必要はありません。
営業をやっていきたいという方は、IT企業ではなくて違う業界で活躍することを、個人的にはおすすめしたいですね…!
システムやAIではなく、人の繋がりを必要としている業界で、ぜひその腕を奮ってください(`・ω・´)