みなさんは「Tezos(XTZ)」という仮想通貨を知っていますか?
Tezosは2017年に232億円の資金調達に成功したので、知っている方は知っていると思います。
しかし日本ではそれほど有名ではないので、どちらかというと知らない方が多いんじゃないかなぁという印象です。
僕も最近知ったのですが、Tezosはかなり将来性の高いコインだと言われていて、かなりの金額を投資している人もいるようですね!
なので僕もTezosについて色々調べてみましたので、今日はTezosの将来性について考えてみたいと思います(`・ω・´)
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Tezos(XTZ)が目指すものとは
新たな仮想通貨に投じる際の基準として、僕は「その通貨が目指すものは何か」を大事に考えています。
仮想通貨とはいえ投資をするなら、やはりビジョンやプロジェクトチームに対し信頼ができ、かつ自分が応援したいと思えるものがいいですからね…!
ちなみにTezos(XTZ)は、ビットコインの弱点を克服するという名目で、2014年よりプロジェクトが開始されました。
ビットコインやイーサリアムで起こったような、分裂のリスクをなくす仕組みを取り入れ、かつ参加者にもネットワークの管理権限を付与する取り組みをしています。
Tezosを持っていれば、Tezosの開発者に直接意見を言ったり、投票に参加できるようになるみたいで、これらは他の仮想通貨にはない取り組みですね!
Tezos(XTZ)で消費電力も抑えられる
更にビットコインでかなり問題になっているのが、マイニングによる消費電力。
最近世界の電力の0.5%が、ビットコインのマイニングによるものだというニュースが流れていましたが、この消費電力の問題を解決する取り組みもしています。
ビットコインの送金などの承認システムはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)でしたが、TezosではPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しました。
ちなみにPoWの場合、世界中の人が自分のパソコンで演算処理を行い、その対価でコインをもらう仕組みです。
しかしPoSでは、コインの保有量に対してコインが付与される(演算処理がされる)仕組みなので、電力の消費も必要ないですし、手数料も安く済みます。
それからPoWで起こっている、高性能PCを保有する人に報酬が寄るようなこともなく、保有量に応じて平等にコインを配布されるというのも大きな特徴です。
Tezosの内容を見れば、確かにビットコインの弱点を克服できる画期的な仮想通貨だと言えますね!
Tezos(XTZ)の唯一の問題は内部分裂
正直Tezosは内容だけ見れば非常に優良なコインなのですが、実は一つだけ大きな問題があります。
それはTezosの開発チームが内部分裂を起こしていること。
創業メンバーであるBreitman夫婦が、Tezosの開発チームのトップを解任させ、乗っ取ろうとしていたようなのです(°_°)
こういう内部分裂は仮想通貨のプロジェクトではありがちですが、Tezosも内部の人間が対立した結果、開発が遅れたり価値が大きく下がった形になってしまいました。
(今はやや上昇傾向にあるみたいです)
内部分裂が起こったプロジェクトには、コイン自体がなくなってしまったものも多いので、Tezosに関してもその可能性は否定できないですね。。。
しかし内部分裂の問題が解決し開発が動き出せば、元々232億円も調達したプロジェクトなので、一気に価格が暴騰していく可能性も十分考えられます。
要は価値が大きく目減りする(もしくはなくなる)か、逆に何十倍にも上がっていくかという、現状では非常にギャンブル性が高い案件になります。
なので今Tezosを保有したり買い増すのは、安全に資産を増やしたいなら少し待った方がいいかもしれませんね。
Tezos(XTZ)には注目しておこう
ということで、今回はTezos(XTZ)について色々調べてみましたが、個人的には今Tezosを買うのなら、新しいICO案件に投じた方がいいかなと思っています。
どうせ大きなリスクをとるのなら、すでに巨額の資金を得たプロジェクトより、これから立ち上がるものに投じた方がいいですからね…!
しかしTezosのプロジェクトが安定してきたときは、他の仮想通貨よりも値上がりが期待できる分、購入しておくのはありかなぁと思います。
Tezosに投じるべきタイミングを測る意味でも、今後Tezosとそのプロジェクトの動向には注目しておくことをおすすめします(`・ω・´)