会社は決して守ってくれない
…なんてことは、みんなわかっていることですし、僕自身昔から感じていたことでもあります。
会社は守ってくれないと思うから、自分で会社も作りましたし、会社員になっても絶えず実力をつける努力もしてきました。
そして今、仕事に困ることはない状況になり、再び独立に向けて副収入も増やし始めました。
割といつでも会社を辞められる状況になってきたわけですが、そうなってみてから改めて思うのです。
会社は決して、自分を守ってくれる存在ではないことを。。。
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会社は守ってくれないのは当然
まあ普通に考えれば、会社が守ってくれないのなんて当然ですよね。
経営者が会社を作ったのも、自分が豊かになるためであって、別に社員を豊かにするために作ったわけではないですから。。。
社員の幸せを考えられる人でも、まずは自分が満たされることを優先しますし、邪魔になるなら切り捨てることを考えます。
それはリスクを取った経営者として、当然の権利です。
僕としては、「給料上げてくれない!」「正社員にしてくれない!」「不当解雇だ!」みたいになる思考の方が、不思議で仕方ないです。
会社は経営者のためにあるもので、自分を守ってくれるために存在しているわけではないですからね(´ ・ω・ `)
会社に不満があるなら、自分で会社を作るか、作れるための努力をすべきだと思ってしまいます。
日本の会社はまだ守ってくれる方
それに日本においては、まだ会社は守ってくれる方です。
そもそも正社員の首を切れないとか、普通ではあり得ないことですし、海外では当然解雇は経営者の判断で簡単にできます。
能力がなければ雇ってもらえないのは当たり前なんですが、日本では生産性を出さなくても会社にぶら下がり続けることができるのです。
しかしそのせいで、真面目に頑張っている人が損をしたり、安月給の派遣社員が仕事を押し付けられたりするという一面もあります。
更に現在は、40代以降の給料もどんどん下がっていて、将来を危惧する中高年の方も多いです。
そういう流れを見ると、日本の会社も決して守ってくれるとは言えない状況になりつつありますね(´ ・ω・ `)
会社が守ってくれるという幻想を捨てる
なので会社が守ってくれるという幻想を、すぐに捨て去るべきでしょうね…!
しかし実際ほとんどの方は、今の会社がなくなることを考えていませんし、実際会社がなくなったら大変な状況になってしまう人の方が多いと思います。
逆にいつ会社がなくなっても大丈夫と思える方は、会社に依存してないと言えますね(`・ω・´)
ちなみに会社がなくなってもいい人は、主に3つのタイプがいます。
それは、
どの会社でも雇われる自信がある人
会社がなくても起業して自力で稼げる人
資産運用をしていて働かなくても食べられる人
このどれか(もしくは複数)に該当する人です。
逆にどれにも該当しない人は、会社に依存しないと生きていけないという、今の時代においては一番危険な働き方になってしまいます。
流石に資産運用で生きていける人はほとんどいないと思いますが、最低限会社が潰れても他の会社へすぐに移れるくらいにはなっておきたいですね。
とりあえず会社が守ってくれるという幻想さえなくなれば、仮に明日会社が潰れたとしても全く不安に思わない自分作りが、自然にできてくるかなぁと思います。
会社以外からも収入を得よう
それから会社に経済的に依存しないためには、会社以外からの収入源を作るのが一番手っ取り早いです。
転職した先で収入が下がるリスクもありますし、ある程度の副収入は得ておいた方が、人生の自由度は高くなります。
可能であれば、会社を辞めても食べていけるくらいの収入を、自分の手で作ることが理想ですね!
その状態なら、会社を辞めて自分の好きな仕事をする選択もできれば、会社員とのダブルインカムで高収入を得る選択もできます。
いずれにしても会社以外からの収入を得ることで、会社に対する依存度がなくなり、会社に守ってもらう必要もなくなります。
それに怪我をして働けなくなったときのリスクとかも考えると、会社以外からの収入もあった方が、保険に入るよりもずっと安心だと思いますね…!
会社に守ってもらうのにも代償を払っている
それから会社に守ってくれている状況でも、実は代償を払っていることを忘れてはいけません。
会社にいるということは、自分の時間=命を切り売りして働くことになります。
(しかも結構安売りで…)
好きな仕事ならまだしも、大抵は嫌いな仕事、やりたくない仕事もこなしたり、面倒な人間関係に揉まれながら働くことになります。
安定の代わりに、自分の大好きなことをする人生を諦めていることにもなるのです。
それに会社でいくら頑張ったところで、対外的にあなた個人が評価されることは稀です。
せいぜい社内で「あの人すごいなぁ」って言われるくらいで、自分がいくら会社に貢献しても、対外的には「あの会社は伸びてる」くらいにしか映りません。
中でどんな人が働いているかわからないですし、社員というのは会社の価値を上げる(理屈的には株価を上げる)ために働いているとも言えます。
本当なら働くことで、自分の価値やブランドも高めていった方がいいのですが、会社員としてそれを実現させるのはほぼ不可能なレベルです。
自分で会社を始め、富も名声も得られるかもしれない人生を投げ捨てて安定を選んでいるのは、目に見えにくいですがかなり大きな代償を払っているんです(´ ・ω・ `)
自分の身は自分で守ろう
景気が悪くなるに連れて、どんどん退職を迫られたり、賃金を下げられたりする人が増えてくるでしょう。
オリンピック以降は特に、この流れが加速すると言われています。
そんなときに、「会社は守ってくれない」と腹を括り、会社に頼らずとも生きていける人生を選択する人と、、、
会社にぶら下がり続けて、首を切られてから「会社に裏切られた!」って思う人とでは、得られる豊かさは大きく変わると思います。
会社は守ってくれないとわかっているなら、会社に守られなくても大丈夫な自分を作っていくことを、ぜひおすすめしたいですね\(^o^)/