日本でも長時間労働の無意味さについて、広く叫ばれるようになってきました。
一方で、実際に長時間労働が減ることはなく、今でも長時間労働が良しとされる会社は多いですよね(´ ・ω・ `)
僕自身もハードワークで身を立ててきたので、心情的には一概に否定できない部分もありますが、それでも敢えて長時間労働は無意味だと伝えたいんです。
それは長時間労働をしていた頃とやめた時を比較して、長時間労働で得られたことはほぼなかったと強く感じるからなんですね(°_°)
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僕が長時間労働を選択した理由
僕は起業していた3年間と、就職してからの5年間、かなりのハードワークを続けてきました。
起業していた当時は、自己管理の甘さ故に後半気が抜けてしまったものの、会社勤めをしてからはとにかく長時間労働に勤しみ続けていたんです。
毎朝6時過ぎに出社し、夜も19時〜23時くらいまで会社に残っていて、休みもほとんど取りませんでした。
初年度〜2年目までは正月以外休むことなく、364連勤という謎の連勤記録を達成したこともありますw
ちなみに何故そのような働き方を選択したかといえば、勤めていた会社の社長が過去同じような働き方をしていたからです。
サラリーマン時代は2社経験しましたが、2社とも社長がハードワークで身を立ててきたタイプでしたので、長時間労働こそが成功の鍵だと信じて疑わなかったのです。
自分で考えることをしなかった僕が悪いのですが、結局僕は長時間労働に疑問を感じたサラリーマン5年目まで、長時間労働をし続けることになりました。
長時間労働の辛さは知っていたので、部下に強要することはなかったのが、せめてもの救いでしたね(´ ・ω・ `)
長時間労働は生産性を下げるだけだった!
長時間労働が無意味だと感じ始めてから、僕は出社時間を遅め、定時近くで退社するようになりました。
もう一つの理由として、副業したかったというのも大きいんですがね\(^o^)/
しかし、労働時間を全体的に減らしても、仕事をこなす量はほとんど変化がなかったのには驚きました。
むしろ短時間で集中できるようになったことで、クオリティの高い仕事を残すことができるようになったんです。
こういう話を耳にしたことはありましたが、正直自分で体験するまでは半信半疑でして、この時になってようやく確信が持てました。
そして、今までの長時間労働は全く意味のない行為だったと、嫌でも実感することになったんですね(°_°)
長時間労働=だらだら働いているだけ
何故労働時間を減らしたにも関わらず、長時間働いたのと同じだけの生産性を保てたのかといえば、、、
それは色々ありますが、一言で言えば集中力の問題であると感じました。
定時で帰り、睡眠もしっかり取るようになれば、仕事中の集中力がまるで違ってきます。
それに夜遅くまで残らないと決めているので、何としても手元の仕事を終わらせようと工夫します。
その結果、今までよりも頭を使って仕事をするようになり、時間単位の生産性を上げることに繋がったんですね。
ちなみに夜遅くまで残ることで得られるのは、遅くまで頑張っているという自己満足だけであることも、同時に知ることになりました。
時間があるという安心感の中では、今思えば信じられないほどだらだら働いていましたし、仕事の創意工夫もほとんど生まれていませんでした。
普通に考えれば、人が本当に集中できる時間なんて限られていますし、長時間働けばだらだらしてしまうのは当然ですよね(°_°)
そのことを身を以て知れたというのが、唯一ハードワークをしてよかったと思うことかもしれません…w
長時間労働で生産性が上がる仕事はあるのか
長時間労働は全ての仕事において無駄なのか…といえば、現時点では(良くも悪くも)そんなことはないです。
人がいるだけで回る仕事もありますし、長時間労働が会社の役に立つことはあります。
働いている側にとっては辛いだけかもしれませんが、それで回る仕事は確かにあるわけですね(°_°)
ではどういう仕事がそれにあたるかというと、やや失礼な表現になってしまうかもしれませんが、クリエイティビティをあまり必要としない仕事です。
例えば工場でのライン作業やコンビニのレジ業務など、今後AIに置き換えられる可能性が高い単純労働ですね。
とりあえず人の手があればできる仕事は、長時間労働によって生産性が向上するので、長時間働くメリットは大いにあると言えます。
ただし、このような仕事は今後ロボットが担ってくれるようになり、人間がやる必要はなくなる可能性が高いです。
そうなれば、人がやることはクリエイティビティを発揮することになるため、その段階で長時間労働は完全に無意味なものになるでしょうね(°_°)
なので長時間労働というのは、今意味があったとしても、早めにやめておいた方がいいと考える次第です。
好きで働きたい人はどうすればいいか
中には嫌々ではなく、望んでハードワークをしている人もいるでしょう。
仕事が大好きな人もいらっしゃいますし、僕もどちらかといえばそっちの人間です\(^o^)/
好きで長時間働くなら全然いいと思いますが、そういう人は適度な息抜き(小休憩)を挟むことをおすすめします。
気を抜きたくなったら気を抜く、辛くなったら仕事中でも仮眠をとったり外の空気を吸いに行く、長時間バリバリ働ける人は大体そうやってメリハリをつけています。
会社や誰かの目を気にして、がむしゃらに長時間働くようなことはせず、自分が経営者のつもりで効率よく働いていただきたいです。
会社の仕事だけやっても、それほど成長はない
これは未だ賛否の大きい議論だと思いますが、僕は副業を通して「1つの仕事だけ頑張っても、大きく成長はしない」ことを痛感しました。
僕が働いていた会社では、たくさんのことを教えていただきましたし、色々なことにチャレンジもさせてもらいました。
学ぶことは一般的な会社と比べても、かなり多いものだったとは感じていますし、会社員生活を否定することは気持ち的にもしたくないです。
しかし、1つの仕事をし続けるよりも、複数の仕事をした方が確実に成長することは間違いありません。
アルバイトをするとかは微妙ですが、休日や仕事終わりに自分のビジネスを構築してみると、今までにないほどの学びが得られます。
サラリーマンであっても、毎年全然違うステージの仕事をしているような人は別ですが、基本的にサラリーマンで大きく仕事が変わることは少ないです。
なので会社の仕事ばかりを頑張るのではなく、早めに退社して副業で自分のビジネスを作ることは、僕の反省からもぜひおすすめしたいですね…!
長時間労働はすぐにやめよう
ということで、今回は長時間労働について自身の体験から感じたことを、つらつらと書いてみました。
二次産業中心だった時代ならともかく、今現在で長時間労働を進んでやる理由は特にありません。
自分から望んでやっているにしても、会社から強制されているにしても、正直人生の無駄遣いになってしまう可能性があります。
仕事が大好きな方であっても、自分でも気づかないまま生産性が落ちている可能性はありますので、一度労働時間を短くしてみることをおすすめします(°_°)